「一」か「弌」か 画数違うが 瀬名一秀供養塔

まさかあのように時間を割かれてオンエアされるとは思いもしていませんでしたのでブログにて事前に予告しませんでした。昨晩のTBS「好きか嫌いか・・・」です。

 

2週間ほど前に赤坂まで出向いて収録にお付き合いしていましたが、何とそのビデオ撮り時間は90分以上。

もう一つの別話題がやはりその程度とすると計180分にもなります。実際のオンエアーは60分番組ですからCM除けば45分ですね。

 

私がちょこっとおしゃべりをしたのはごく僅かでしたし、大幅に編集カットされることなどは当然ですので、もはや「心配はいらない」(目立って恥を晒さずに)と思っていました。

ということで「もしかするとテレビに映るかも・・・」程度のことですら人様には内緒にしていました。

数日前の総代会でも世話人会にその件について触れていませんでしたし。

またその手の件「出ます」といっておいて「出ない」ことは世間では頻繁に耳にすることですからね。それこそみっともない・・・。

 

しかし実際はお恥ずかしながらおもいっきり画面に現れてしまいました。

まぁ奥の墓道氏からは「かなりニヤけた顔」との御指摘を受けましたが、それを言っちゃあおしまい。

何分「それだけ」が取り柄ですからね。

 

とにかく「寺」ということを忖度いただいたのか、うまい具合に編集していただいたようです。

局ご担当の方にもありがとうと言いたいですね。

よくわかりませんがユーチューブでアップされるかも知れません。

 

芸能界のことはまったくもって知りませんが、昨日ニュースで知ったことは芸人対メディアの契約ではなくてその芸人の属する事務所とメディア間の契約というのが正解のようでした。

いわゆるその契約(信用)というものは商品(芸人)に対する責任の所在をハッキリする意味も含まれてのことでしょう。

当家のお方様からは、売れっ子芸人であっても独立したら「2年間は宙ぶらりん」と聞きました。

 

「へ~面白い・・・」と思わず叫んでから、それって「奉公構?」と聞き返してしまいました。

私は「塙団右衛門だよ」と言い放っておしまいにしましたが、おそらくお方様にはその意は汲まれていなかったかもしれません。

 

いまさらということで「奉公構」と「塙団右衛門」についてはこちらでは割愛。各ググっていただくとして・・・

塙団右衛門についてはブログでは芥川龍之介の「古千屋」という作品の中の言葉「定めし本望」から「一定」という語について記していました。

 

「一定」の「一」という文字は画数は一の通りいたってカンタン。私の名にも「一」が使用されていますがその名の読み方も(戸籍上の)あまり気に入らないもので、昨日紹介した友人の如くいっそのこと変えちまった方も面白いかも・・・などと思ったことも実はありました。

 

意図としては「面白いかも」程度で根拠も浅薄ですから、途中で大抵はどうでもよくなってしまいますが、一時はその「一」の漢字を「弌」にしたらどうだろう・・・などと思い付きがありました。勿論画数を気にする方にとってはかなりの違いになりそうですが、やはり「横棒1本」は実に実務的で記しやすい。

論外でした。「弌」などに変えたらまさに「どうかしている」と嘲笑を受けそうです。

 

さて、昨日記した瀬名一秀の「一秀」の本来の名のりは「弌秀」ですね。もはやその字はどう考えても使用されない時代です。

「99.9%無い」と言い切れるのではないでしょうか。

 

画像は昨日と同様光鏡院。本堂裏側を上った墓域になります。

晴れれば静岡市内の景色良好、見渡すことができますが、こちらにも瀬名一秀の供養塔があります。

以前冬場に撮影したものですが・・・。

勿論私はこちらの方が断然!! 古くてイイ味だしています。

ただし江戸時代に作られたものでしょう。

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コメント: 6
  • #1

    小山昭治 (火曜日, 20 6月 2017 09:29)

    早速ユーチューブで見させていただきました。
    最初の退下そうな写り方は、いやいや出席しているようでしたが
    話題の主になってからは雄弁で、確かに、にやけた顔ですね。
    ご苦労様でした。
    これで大澤寺も有名になりました。
    丁とでるか半と出るかは分かりませんが。

  • #2

    野村幸一 (火曜日, 20 6月 2017 09:58)

    夕べは妹からメールが来て大澤寺の住職さんが出てるよ!と一報が入りました。たまたま、その時間にテレビが観れる状況だったので早速録画しました。

    たしかにニヤリとしていたかな?(笑)そのうち他のバラエティ番組にも声がかかるかもしれませんね。前に"ぶっちゃけ寺"というタイトルの番組を見たことがあります。いろんな宗派の僧侶方が出てましたね。

    あと、今井さんの名前、わたくし読み方をずっと間違えていました。最初は僧侶という前提があったので"一光"さんの名前はてっきり法名でイッコウ師かと…後々交流をさせていただき本名だとわかったのですが、それでも読み方を間違えとりました。昨夜のナレーションでイマイ カズミ住職と知り名前の読み方の奥深さを改めて感じました。友人の男性で仁美という名前の人がいますが、読み方は"キミヨシ"なかなか読めません。

    私の名前にも一があるのですが、ハンコ彫る時は弌の字体にしてます。画数ではなく見た目のバランスで。あとはおふざけで野村庄右衞門幸弌とかで使っています。コウイチよりもユキカズに読み方も変えようかと思ったり思わなかったり…

    本当は庄の字を名前に入れたいところです。

  • #3

    今井 一光 (火曜日, 20 6月 2017 10:34)

    小山さん
    ありがとうございます。
    ご指摘の「最初の退下そうな写り方」はダメダメでしたね。
    「次?」の反省点です。

  • #4

    今井 一光 (火曜日, 20 6月 2017 10:48)

    野村さん
    ありがとうございます。
    実は私の名前は僧籍に入って「いっこう」、それ以外の対外的名のりは
    「カズミツ」で統一していました。
    戸籍上は「カズミ」ですが、ハッキリ申せば生まれてこの方自分のこの名に気づいて
    からずっと「嫌だ」と思っていました。祖父がつけたといいます。
    ということで「それ以外」を称していたのですが、私の不在時にたまたまテレビ局から確認の電話が入って、それを受けた奥方がその嫌な名を告げたのでした。
    仕方がないとそのままにしていましたがそのくらいテキトーに考えているくらいです。

    戸籍上の名のシバリはありますが、結構にそれを無視して「改名」している例は過去に何度も見ています。特に昭和になってからも名乗りと戸籍が違うなどまたぞろです。
    戸籍はあくまでも形式ですね(ただし法的には通用しませんが)。
    「名のり」はお遊びと緩さがあってイイと思っています。

  • #5

    野村幸弌 (火曜日, 20 6月 2017 11:36)

    名前、歴史好きや家系図好きなのも拍車をかけて変にこだわるところもあります。ユキカズと読ませるように…と思ったりするけれど何か気恥ずかしく感じるところもあり…ま、戸籍にはふりがなが無いので読み方は自由らしいですね。役所関連のふりがなは便宜上必要なだけで、読み方変えますと軽く連絡するだけでオッケーのようです。戸籍の名前を全く違う名前にするには"正当な理由"が必要のようです。

    幸庄か幸正でユキマサ…とも考えたりします。正の字は家印(イエジルシ)に使われています

  • #6

    今井一光 (火曜日, 20 6月 2017 20:04)

    ありがとうございます。
    役所の仕事は
    ①とりっばぐれなきよう(各税金)そして
    ②市民サービス
    の順番ですからね。