一番悩むのが初日のお昼ご飯 東山山頂公園で弁当

毎年開催の寺遠足にそろそろ限界を感じるようになっているところですが、終わってみると「また行きたい」になりますね。

ここの所の年配者脱落による参加者減少に維持不能を思いますが、比較的若手の継続も増えつつあって止めてしまうのは惜しいような気がします。

 

今回も相良到着の際、「日程と場所が決まったら教えて・・・」の言葉に「は~い」と良いお返事をしたものの、婦人部の皆さんには「来年はお休みにしたい」を打診したりしています。

 

大型バスの使用で格安最低ラインのケチケチ行脚。

それで35人の参加を確保しませんと赤字になりますのでその「レッドライン」を目安に事前アンケートを行おうと思います。

それを告知して中止の確固とした理由を「ラインに満たない」と理解していただこうと思います。突然「中止にします」では納得のいかない人もおられるでしょうから。

突発的事案の発生は無視することは当然ですが、記名によるある程度の責任と覚悟というものを期待しつつ、何よりも遠足挙行の実際を推測する目安となります。

 

ことに最近は「行く行く」言われてカウント、期待していれば直前になって「行かない」というがっかりパターンが多々ありまして、その辺りの私の精神的プレッシャーは「もう無理」のレベル。まぁその辺りは私の「歩け歩けの号令」と「自由時間多し」「全般不手際多し」にあることもわかっていますが・・・

そして、行き当たりばったりの募集を行ってハナっからバスを予約する(35万~)というリスクから開放されたいというところが本音です。

①大谷祖廟の掲示板ではありませんが、結構辛いことです。

 

今回もギリギリで泣きを入れて何とか檀家さんに親戚中に声をかけて呼んでいただいたり私は老体の叔母を無理やり数字合わせで参加させたりでまったくギリでの催行でしたから。

今回の御納骨5件12名の参加は来期剥落することは必定です。今回は御納骨参加者が比較的多く、そのおかげでツアーがもったようなものですからね。

 

さて、いつも「どうしよう・・・」と皆さんを路頭に迷わすのが初日の「勝手に昼食タイム」です。二日目については完全自由時間ですから私の管轄外ということです。

 

昨年は本山でお斉をお願いしましたが前々回は最悪でした。

京都文化博物館での洛中洛外図屏風展のあとのランチはバラバラでどうしていいかわからないといった皆さんが付近に溢れてしまいました。たくさんの人が一時に入れるハコはそうはありませんし・・・。

 

ということで、今回は東山山頂公園で「景色を見ながらのお弁当」という企画にしました(以前のブログ)。

まぁ天気が悪かったら最悪ですがその時は「自分の不運を恨め」という具合で「えいやぁ!」で話を進めていました。

 

「たけのこ御飯と京のおばんさい」弁当を大谷祖廟のバス駐車場まで配達をお願いしておくという作戦です。お弁当屋さんの社長さんが色々面倒をみてくださいました。

勿論私は納骨の法要に参加していますので受け取りはガイドさんにお願いしておきました。

この方法はベストだったと思います。時間の節約になります。

 

公園の位置はちょうど大谷祖廟の真上、という位置になりますが、私の目論見は少しだけ外しました。三条蹴上から粟田口処刑場の碑の手前を左に折れるコースは東大路通の右折禁止は勘案していなかったということ。よって清水五条方向から東山トンネル前を左に入るルートの使用となりました。「歌中山」出口からです。

 

何故かその日は東大路通の通行は不思議なほど空いていました。未だかつてそのような車の少なさを見たことがないくらいでした。おかげさまでスンナリ山頂公園へ。

意外に公園駐車場は混みあっていて驚かされましたが、何とかバスを駐車していただきお弁当タイム。

 

お弁当は京都らしくて「おいしい」との声が。

あの手のあっさり感はこってり感に慣れている私たちにとっては逆に新鮮。

大阪のビル群が確認できたとの声もあって空気の澄み具合もヨシ。

とにかく天気が良かったのがなにより、一か八かの企画も図星となってまずまずのデキでした。

石の上に腰掛けるのも皆さん抵抗ないようで早速にお弁当を広げていました。

まぁ弁当を持ってこちらに来たら「それしかない」ですからね。