わたしゃあ御免被りたい 冗談レベル  避難地決定

この地域、御前崎市の浜岡には原子力発電所がありますが、ご存知の通り現在は停止しています。

しかし中部電力は再稼働のための準備を淡々と進めているようですね。

 

牧之原市自体は再稼働の反対を掲げていますが(牧之原市)、これから先の事などまったくわかりませんね。

特に人口減少傾向に歯止めがかからなくなって自治体の運営ができなくなったとしたら、やすやすと補助金狙い、カネで解決というパターンがありますから。

 

あの東京電力のフクシマの状況を見て、関東圏にほど近い(風上にある)この地にその再稼働動の愚はまさに正気の沙汰ではないお話なのですが、やはり人はカネに弱いですからね。歴史と政治が証明しています。

 

今ここへきて、ひょっとして「再稼働を念頭に?」という動きが立て続けにありました。

まずはヨウ素剤の配布。

バクハツに備えて講習会に参加した市民に配布されています。「いざとなったらコイツを飲め」という算段のよう。

ちなみに私はまだいただいておりません。

指定日がありまして、私はたまたま用事が重なりまして・・・

 

そしてまたこのほど「浜岡原発広域避難改定案」というものが発表されました。

これは原発から31㎞圏内の住民(94万人)が「その時」どちらに避難するかというその避難場所が決まったというもの。

12都県があがっていますが御前崎市周辺だと長野県内、松本・上田、牧之原市だと群馬県あたりと聞きかじりました。

 

薬剤の配布もそうでしたが地域で線引きがされて数メートル違いで各、差が出てしまうのもおかしなことです。どちらにしろその避難の手段、方法など課題山積。

この齢になって「上州無宿」ではまさに「木枯らし」が吹くさまです。御免被りたい話でシャレになりません。

何でそんなバカバカしいストレスについて考えなくてはならないのでしょう。つきあいきれません。

 

さて、昨日は境内2ヵ所あるソテツのうち本堂北側のヤツをやっつけました。

ソテツの剪定はキツイですね。トゲトゲが刺さると先が折れて体内に残りますのでそうなると始末に負えません。これほど腹立たしいことはないのです。よって剪定には軍手の上に皮手袋を使用します。そのことによって9割方のトゲの痛みは回避できますがこれは案外鋏に力を入れにくいのです。

 

1日中剪定と片付け(軽トラ3杯)をし、昼休みに久しぶりに10分間だけ息子とキャッチボールをしたことが響いて、今体はボロボロです。右手が上がらなくなりました。

奥の墓道氏にそのことを告げると次は「ボールを蹴ってみろ」とのお達し。おそらく無理。大いに齢をとったことを再認識した次第です。

 

お寺にもまだたくさんの課題が残っています。

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (金曜日, 17 3月 2017 08:45)

    キャッチボールが出来るなら上等ですね。まだまだ若い気持ちを保っています。
    気持ちだけでも大切です。
    先日 久しぶりに本堂に入り、裕子さんに面会いたしました。
    安心していることでしょう。ありがとうございます。

    ふと思ったこと。「他力本願」も欲望では?
    信心をもっての「他力本願」なら欲望じゃあないのかな。

  • #2

    今井一光 (金曜日, 17 3月 2017 09:36)

    ありがとうございます。
    あらためまして本堂にはお気軽にお参りください。

    「他力の本願」はいわば「如来の本願にすべておまかせる」ことですね。
    それは「私を捨てる」という宣誓でもあり「南無阿弥陀仏」の御称名と
    同等と思われます。
    願うのは私の方ではなく如来の方からの願いということですが、その一連の
    「すくいたい」の願いに対する「すくわれたい」の気持ちは仰るように信心であって
    それも「欲」であることに相違ないと思われます。
    阿弥陀如来の十八番ともいえる十八願が「至心信楽欲生我国」とあるくらいですから