寺の境内に不思議な光景  南禅寺水路閣   刷毛塚

お頭の方の劣化が激しく、どの記事(画像)をアップしたのか、していないのか、2度目なのか何なのか・・・記憶が最近ことに怪しいものがあります。

 

まぁそれはこちらの勝手な不安ではありますが、日々欠かさず記している内容もどうってことないようなことをつらつらと記しているだけで、一歩離れてみればますますイマイチな気がします。

そもそも自分自身などまったく信じられる代物ではないという支離滅裂の念仏坊主のブログですからこれも仕方ないものとおゆるしいただければ・・・。

 

時折このように自己を顧みる件を記さないと自己嫌悪にも陥っても来ますからね。その解消法でもありました。

 

人間の性、「生老病死」の四苦のうち最初と最後の「生死」について人は成長に沿ってそれなりの覚悟(諦観・・・)は持つようになります。

しかし、四苦のうちの真ん中の「老と病」に関しては漠然と「アル」とは理解してはいてもやはり

①自分に限っては「ナイ」

②あったとしても自分に限っては病は軽微で老はゆっくり

③健康長寿が努力目標

④おまかせ

でしょうね

 

しかし本日のNHKの「ためして・・・」を見て目から鱗でした。

それは「老病」を進行させる「あること」についての番組構成で実に興味深い内容。

 

まず「老化スイッチ」なる「耳」の内耳という場所にある“耳石”という器官についてその初耳の仕組みからでした。

その器官は人間が「重力を感知する装置」で平衡感覚だけでなく自律神経(内臓や血管をコントロール)と繋がっていて筋肉その他諸器官の働き(老化と疾病)を左右させる器官であることがわかってきたというものでした。

 

そもそもその研究はNASAによるもので、発端は宇宙飛行士が地球に戻った際、運動機能が低下している身体のメカニズムを調査したところからわかったそうです。

 

無重力空間の滞在によって「外耳」の本来の機能が失われ運動機能の低下(老化の促進)を招くというものです。

その無重力空間と同様の地球上の行為という「あること」とは「座る事」だったというのです(耳石が活発に動かないこと)。

なんと番組では「1時間座ると22分寿命が縮む」とも。

 

慌てて私は座っていた椅子から立ち上がったことは言うまでもないこと。

かといって立ち続けていることは不可能ですから「どうするのだ・・・?」と思っていれば「30分に1度立ち上がる」ことで解消されるそうでした。

座り続けなければいけない場合、今後「30分に一度は立ち上がろう」と心がけた次第です。

それによって心臓の働きも良くなり血流が活発化しコレステロールや糖の代謝もよくなるというものでした。

 

小学校の頃を思い出しました。

教師によく言われました。「じっとして座っていられない奴は廊下で立ってろ」・・・私の子供の頃はまさに健康にイイことをしていたのですね。

 

さて、昨日の新聞報道で

『琵琶湖疏水「上り便」初の試験運航 京都から大津へ』

という記事がありました。

こちらの件は京都市上下水道局という役所のHPで旅行会社の案内までしているくらいですからご参考まで

 

これまでは流れに沿って船で行く「下り」だけだったのですが、流れに逆らって進む「上り」を試行しているというニュースでした。

ツアー料金は私レベルではお手頃と感じないというところと、船内不自由と京都お馴染みの大混雑は避けたいところですが、話のネタに一度くらいは往ってもいいかとは思っています。

 

しかし私が目で見て感動したその琵琶湖疎水の風景と言えばやはり表記「南禅寺水路閣」です。

以前記したあの「絶景かな」お馴染み(後世の創作)の三門(場所はここ)を潜って右前方あたりとなります。

煉瓦造りのモダンで古刹には少々不似合いな「橋脚」風の建造物が見られます。

 

こちらが明治二十一年(1888)に作られた蹴上から北に向かう琵琶湖疎水の分線になります。

100mに満たない(93.2m)長さですが何はともあれやはりこの建造物には圧倒されます。

そもそも明治期のこういった味のある建造物の残存も奇特なことですからね。

 

④は水路に上がる階段です。

「粟田山陵 亀山天皇分骨所 参道?」とあります。

 

最後の画像2枚が「刷毛塚」の件。変わりだね墓碑です。