一条戻り橋、堀川通り渡ってすぐ 利休屋敷址

京都の街の大通りから中に入ればそこはまさにワンダーランド⑦~⑩。

住民のプライバシーなどお構いなしで興味津々でキョロキョロしながら歩く、不審者感醸し出しますがこれも京都の楽しみ方の一つです。

⑦は四つ角の一画の敷地に貼られた何かの遺構らしき石畳み。

⑧は今は珍しくなった銭湯。夕方ともなれば自転車がびっしりです。

楽しみといってもそれは徒歩での「探索」のみのことであって車両の場合だとたとえ普通車クラスであっても一方通行と四つ角そして道そのものが細くて神経を磨り減らすことになります。

 

先般ナビの指示通りに車で、ある一方通行の路地を何度も切りかえしをして進入したあげく、道に鎮座する電柱により通行を断念したうえバックで戻り、元の道に切り返したということがありました。通行人、バイク、自転車に遠慮をしながらの通行も冷や汗ものです。ナビの言っていることも真に受けられませんね。⑨⑩は閉口させられる「電柱攻撃」。

⑩はチャレンジはしたものの早々にあきらめてバックで戻らされた路地です。

 

画像は秀吉の聚楽第造営に合わせて利休が屋敷を建てた場所ですが、先日記した一条戻り橋と堀川通りを渡ってスグです(場所はここ)。

私は呪術等は興味の外ですが、小田原出身で父親のいた中学校を卒業したという作家が流行らせた安倍晴明を祀る神社があります。

利休がこちらに屋敷を設けたのは「水」が目当てですね。

清明神社は安倍晴明の屋敷址に建てられているのですが元の清明の屋敷址は秀吉時代には殆どうち捨てられたようにあったそうです。

利休はその敷地内にあった井戸の水を茶を点てるに使うという意図があったと思われます。⑥は新しめですが境内の井戸。

どちらにせよ利休の屋敷も利休切腹ののち破却されています。

神社の境内に「一条戻り橋」のミニチュア版がありました。