お茶につづいて体にイイもの 墓の添え物? バジル

健康長寿・・・痴呆無し、寝たきり無しの「電池の消耗」の如く「その時」を迎える事が世間一般の人々の指向。

 

 中には、戦争(人殺し)をビジネスにしようと起業して、「実績」を積むために「イスラム国」に乗り込んで命を危険に曝すという人もいるようです。相手に捕縛されて「カメラマンだ」と言い訳をしている姿がYouTubeに流れました。

 

 ここに「自分は大丈夫」の甘さがあって逆に殺されてしまったとしたら気の毒なことです。しかし、私はむしろ彼が彼の地に対して銃を握っている姿を「見せた」事に酷い違和感を思います。武器を手にしたら敵とみなされることは必至。

 

 彼の思う「ビジネス」によって「日本人」全体が彼らに対する「敵」と解釈されるとしたら心外であり、今回の件に軽々しく同情しようなどと言う気は起りえないことなのです。

憎しみ合いの中、戦闘を続ける双方ともに同情などできるものではありませんが、まして商売のタネにそちらへ向かうなど、錯誤も甚だしいことです。

 

 さて、私たちは「戦争」というものはあの日、1945.8.15の「敗戦記念日」から「二度としません」と亡くなった方たちには勿論、周囲の国々、国民に約束しています。

そしてこれからずっと「国家公認の殺し合い」に参加したり巻き込まれて死ぬことはないと信じている私たちは、ただただ自身の寿命の全うと「その時」の健全性を願うようになったのです。

 

 そのちっぽけで至高の「幸せ」を成就するにおいて次のそれを阻害するものはお釈迦さんのご指摘の通り「老」と「病」が最大のハードルとなったわけです。

 

 私たち駿遠の人たちは何とも恵まれていますね。

お茶の効用については何度か記していますが、新鮮な魚を食べるという機会にも恵まれています。まさに魚の食事と欠かさぬ「お茶」は「鬼に金棒」です。そして胡桃に加えて今一つ付け加えたいのがこちら。

 

 それら魚にしろサラダにしろ、肉料理にしろ最近、当家で重宝に登場し彩を加えているものにバジル(バジリコ)があります。

インド発祥の植物で、欧州に広がって行ったものだそうですがもともとヒンズー教寺院に植えられていたり、エジプト辺りでは墓前に添えられていたともいいます。

 

 なるほどあの香りというかニオイは、日本で古くから墓前に添えられる樒のような感覚で行われたかも知れません(害獣除け)。

 今ある当家のバジルは春に園芸店で4株購入したものですが、強い成長力でバンバン伸びます。挿し木でも増えるそうですが、晩秋に枯れるそうですからそうムキになって増やそうとは思いません。

 

 バジルの摂取は体に無茶苦茶イイそうです。

シソ科の植物でムシャムシャ食べる類ではありませんが、免疫力を高め、抗酸化作用があるβカロテンがタップリということでおすすめです。

この葉っぱが癌や動脈硬化への防御を担ってくれるとすればこれほど安価なサプリメントはありません。

 

 「近ごろ億万長者は健康食品屋」と聞いた事があります。

日本人の健康志向に走る一面でしょうが、このバジル、夏の食卓に特にピッタリ。緑茶とともにどうぞ。

 

画像はバジルの花。

本当は花を咲かせることはダメだそうで、蕾の段階でむしり取るのが常道のよう。バジル初心者の画像でした。