まあ理由は色々ありましょう 気をとりなおして

8日9日は順延していた萩間森氏のみかん山へ。

下草刈をして、通気をよくし、みかんの樹に干渉したり絡まる蔓類を「退治」します。

草刈ツアーのメンバーは殆ど固定されていますが、2日間で各1名づつの「新人」さんが。

山に行って驚いたのは相当数の立ち枯れが(画像③トラック後方)。

これは雑草繁茂による「絞殺し」では無く明らかに病害虫の仕業。

所詮素人の片手間仕事はこんなものでしょう。

 

 そういう場合、おしゃべりが一つの楽しみです。

山に上がっても基本「大雑把OK、体力温存、ムキにならない」ですから誰かが「休憩~」と呼びかけたら冷たい飲み物を片手に世間話、今回のテーマも「お茶」についてでしたね。それもそのはずこのみかん山には耕作放棄されたお茶がずらっと並んでいます。昔当地で肝煎りで栽培された「やぶきた」種が見るも無残に放置です。

 

 草刈作業に参加した某御夫婦が、みかんと所有者が同じ隣の茶畑の「台切」にチャレンジしていました。

「来年1kgも採れれば」とのことでした。

「台切」は茶株の更新手法で、素人目には「思いっきり大胆!」と思わせるほど葉の生えている部分を切り落とす作業で4年に一度くらいはどちらの農家もやっています。

要は茶の樹勢を回復させて来年春の1番茶(新茶)に芽伸びの良い新芽を期待するものです。

 

 ところが一緒に参加されていた「茶のプロ」の方に「それはそれはい芽がでるよ」と喜ばしたあとに、「無農薬では有りえない」と。素人は農薬散布の加減が難しいのですね。

新芽への害虫の攻撃は凄まじく、「台切してすこぶるおいしそうな芽が出たら、周囲の台切していないお茶たちにいる害虫たちが、この茶をめがけて集中的にやってくる」といいます。

 

 人間社会も「オイシイところ」によってたかって集まってむしり取るという、オレオレ詐欺がありました。

 

さて、火葬場組合から大体の回答がありましたので画像転記いたします。