さんざんなめにあっても・・感じられるうれしさ

「散々」という言葉を口に出したり思ったり、長いこと人生を送っていれば結構ありますね。

これは自分の事だけではなくどちらの皆様も同じふうに感じてこられていることでしょうが、私なんぞはその「散々」など日常茶飯事の出来事の様にも感じられてまさに慣れっこ。

残りの人生もずっとこの「散々」と付き合っていくことは確かでしょうね。

 

 まあ大げさに何でもかんでも大変だ大変だと空騒ぎするするつもりは毛頭ありませんが、人生というもの、なかなか思うようにいかないもので、意に反することばかりであるということ程度の差こそあれ、それらが大挙してやってくることなども往往にありますね。

 

対処の思考方法としてはやはり今この「散々」を味わえる自分が有ることが有り難い、それを感じられることが幸せであると感じるということでしょうか。

それでは昨日に続いて清志郎の曲を

 

「さんざんな 目にあっても!

みんなからバカにされて 蹴飛ばされて

笑われて ツバをかけられて 石をぶつけられて

さんざんな 目にあっても!

さんざんな 目にあっても!

平気 丈夫だから

 

腹が減りゃあ 飯を喰うし 夜になれば 眠くなる

空が晴れてれば くしゃみふたつもする

さんざんな 目にあっても!

さんざんな 目にあっても!

平気 生きているから

 

寒い日に 風が吹いて 雨が降って 夜になって

金も無くなって 歩き疲れていた

さんざんな 目にあっても!

さんざんな 目にあっても!

平気 平気だから

 

優しさと 熱いスープ 思いやりと プレゼント

あげる人もない もらうこともない

さんざんな 目にあっても!

さんざんな 目にあっても!

平気 慣れてるから

 

画像はかつて友人と行った沖縄の某海岸。旅行の帰り際、大潮の日、ぶらっとリーフ付近まで水遊びに。

沖から波打ち際のバックとタオルを置いた付近に人がいるのがわかりました。

戻るとバックの中身は車のキー以外はもぬけのカラ。

駐車したレンタカーに戻れば車上荒らしでトランクのバッグ類全部無し。飛行機のチケットは空港の旅行カウンターに預けてありましたので奇跡的にあった小銭で帰ってきました。

飛行機に乗るに機内は酷く寒くビーチサンダルと海からあがった短パンとTシャツ姿には真に恥ずかしい思いをしました。奇跡的にかき集めた小銭でモノレールと電車は国府津まで。

国府津駅から小田原市南町まで手ぶらで歩いたものです。

殆ど「身ぐるみ」同然、散々でしたが何とか命があって帰れてよかったと思ったものです。

生きていればどうにかなると今となっては笑い草。

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (土曜日, 26 10月 2013 09:14)

    思い出がいっぱい。
    いいじゃあ ありませんか。
    誰でもが自分の人生を題材に本が書けると言います。
    本は出さなくても、年を経てノートに書くのも一考です。
    誰かに読まれて困ることがあれば棺桶の中へ。
    一緒に燃やしましょう

  • #2

    今井一光 (土曜日, 26 10月 2013 21:33)

    ありがとうございます。
    私が棺桶に入ってもこのサイトの運営がずっと維持されて
    かつ更新料さえ払っていれば遺書のようなものに早変わり。あとは16代目におまかせすることで了解済みです。
    私の場合ですが「顔の回りのお花入れ」など不要だし、
    衣類なども入れてもらわずさっさと火葬場へGo!してもらいたいものです。
    顔はニッコリしていたいものですが無理でしょうね。
    自分のその時がどうなるのか「少しだけ」興味あります。