昨日の中日新聞から 弐題

当地区では全国区系の朝日・読売・日経という新聞よりも地元の静岡新聞や中日新聞を読む人が多いようです。

我家では途中で首都圏に出たりしているもので、どうしてもあまり地方紙に馴染みが無く、当時を引き継いでそのまま前者のグループの新聞を読んでいます。

境内で檀家さんに声を掛けられて、同じ情報を共有できていないと感じることが何度かありました。

これは毎朝読む新聞に違いがあることに他ありません。

 

 境内で「また親鸞始まりましたね」というご挨拶に私は「え?」といって一瞬沈黙してから、「ああそうですか」というまでですから。

五木寛之の朝刊の連載小説「親鸞 完結篇」が7月1日から始まっていたのですね。

今回は晩年の親鸞聖人、京都帰還後について記すそうです。

コレを呼んでおかないと境内でのお話がはずまなくなりますので、今は我慢するとして単行本が出たらそちらを読ませていただくことにします。

 

 さて、7日の中日新聞の朝刊を次男に買いに行かせたのは小和田先生の記事が出ているという情報を得たためです。

「家族のこと話そう」というコラムに登場していました。

歴史解説でお馴染みの先生ですがどの様な経緯でこの世界に入ることになったかというと、それはお母さんの影響が大だそうですね。今でいう「歴女」だったとか。小和田先生のお母さんの旧姓は「馬場」。御先祖様は武田四天王の一人馬場信春(信房)と聞かされて育てられたそうです。

また息子さんがいらして小和田さんと共著だったり、同じように戦国時代に傾注した書籍を出しているのは存じておりましたが、その名「㤗経」さんは豊島㤗経からとった名だったのには「うーん渋すぎる」と勝手に感服しているところです。

石神井城主豊島㤗経は照姫様のお父さんで、太田道灌に滅ぼされた人です。