日本仏教小論~伝来から親鸞まで

19925月号の「新潮45」に当流御開祖、親鸞聖人について司馬遼太郎氏が語っていますので参考にしていただければと思い、「司馬遼太郎3」として左側のナビゲーションに加えさせていただきました。

当HP、司馬氏の記述の抜粋シリーズです。

 

とかく真宗学の学者系の立場の方々は当然といえば当然なのかも知れませんが、~それは真宗学「主体」である故~外部から客観的立場で見た宗祖の評価や真宗の宗旨を語られることにあまりいい顔をしませんね。

よって司馬遼太郎氏や五木寛之氏が「親鸞」についてわかり易く語ってくれても「ちょっと違うっ」と厳めしく反論されたり出来るだけ触れないようにするという感じが判ります。

学者や専門家ではないご門徒にごくわかり易く説明いただけるのですから多少はニュアンスに誤差があったとしても、厳密で無くとしてもそれでイイと思うのですが。

 

画像は京都東山、大谷祖廟に建つ「句仏」の句碑。

句仏は俳号で大谷光演(東本願寺二十三代) 彰如上人です。

「口あいて 落花ながむる 子は佛」