ならぬことはならぬ

昨日は「会津家訓15ケ条」について触れました。

会津(福島)については例の震災と原発のバクハツによる被害にまさに人々が対峙して熱烈に復活を計って「日夜懸命」の場所ですが、次回の大河ドラマスタートの舞台はそこ会津からです。

前回オリンピック開催時、「篤姫」が放映されていたそうですが、その時の視聴率と今回の「清盛」の視聴率とは雲泥の差の様ですね。

「清盛」は前回日曜日の視聴率も惨憺たるもので、よって12日は放映中止にしたのでしょうか。

やはりNHKの大河ドラマ高視聴率奪回の呪縛から解き放たれるためのテーマである女性主人公ものです。

「幕末と女性」という設定はあたかも「篤姫」の`二匹目のドジョウ`ですね。政界でドジョウの二匹というのだけは切にお断りしたいところです・・・

 

 話の内容はNHKさんのサイトをどうぞ。→「八重の桜

また標記の「ならぬことはならぬ」は勿論ドラマを通じてのサブタイトルといってもいいテーマだと思います。今のフクシマ、今の日本、今我らにも訴える共通のテーマですね。

会津武士の神髄ともいえる「什の掟」七か条のバックボーン的思想です。

一言で言えば「私欲で道理を曲げない人間の形成」を目的にしているとのこと。

「自己愛にあふれた人たち」ばかりの現代への警鐘でしょうか、すばらしい言葉ですね。

画像は福島県観光交流局観光交流課、新島八重マスコットキャラクターの「八重たん」でした。地元の気合もはいっています。

 

さて、昨日に続き、あの「似非日本サッカー協会」御担当よりメールが届いておりますのでそのまま転記させていただきます。

端的にオリンピックにおけるサッカー競技について評しています。

 

ロンドンオリンピック サッカー決勝 メキシコーブラジル戦

 

『得点シーンはセットプレーと、縦へのシンプルな速攻。

基本ですね。

さて、戦っている選手は本気でも、A代表のオーバーエイジが参加していようが、世界的には所詮はオリンピック=「U23大会」と位置づけられるわけでして・・・。

今回五輪王者となったメキシコがこれからA代表でも世界を席巻するはずもないことは衆目の一致するところです。

すぐに忘れ去られるのが五輪王者ですよ。

「前回の金メダルってどこ?君知ってる?オレすぐには思い浮かばないw」

大体JAPANがベスト4進出という時点でオリンピックのサッカーが「怪しい大会」ということを物語っていますね。

伊、独、仏、蘭という欧州の列強もアルゼンチンも参加していません。

 

オリンピックに本気で勝ちに行くというチーム(国)はサッカー先進国であればあるほど消極的です。

野球でいえば恥ずべきして滑稽なるWBCとかいう大会に似ていますが・・・。

真の野球世界一を選ぶといいながら本気で臨むのは日本と韓国のみという茶番。

本気でない国に対し両国だけがマジ過ぎて痛々しい。

 

米国を初め中米のメジャーリーグに多数選手を輩出する国々の選手は「金にもならないし怪我も怖い」。

そんな大会論外なのですよ。

 

つまり五輪のサッカーなんぞはエキシビションにほかならないわけですね。

五輪大会になんの意味がある?ということです。

そんなエキシビションで韓国が日本に勝って優越感に浸り、少しでも反日感情が抑制されるなら意味ある大会といえますね。

でも女子バレー、ストレートで勝ちゃっいましたな。

ま、竹島は実行支配されてるうえにメドベージェフの真似したポピュリズムの権化の李明博が上陸しちゃいましたし。

上陸が1勝とするなら韓国の2勝1敗ですね。

日本の2勝1敗だったら韓国ブチ切れで国旗燃やされたかもしれませんww』 

         似非日本サッカー協会担当

 

辛口のご意見ありがとうございます。

まだまだ日本のサッカーは切磋琢磨してスキルアップする必要があるということですね。

 

私の意見も少々・・・

先日地元TV放送局に放映されたお隣の市のあの市長さんが、パラリンピックに出場する選手の御挨拶を受けて、「メダルを取ってきてください」と言っているのをたまたま見ました。

凄いこと・・・、気持ちはわかるけれど「小学生みたい」な事を言うのだなと単純に思ったのでした。

 

メダルを取るということは競技者の「密かに胸中」に入れている最高の目標ですね。

最近は最初に大風呂敷を広げて自分の尻に火をつけて奮闘するという意図でしょうか「金メダル」とか甲子園「優勝」とか口にしながらもいとも簡単に敗退してしまう「軽口系」もいらっしゃいますが・・・市民に対して『税金で行かせてやってるのだからこのくらい言ってもいいだろう』などとは決して思ってはいないとは思いますが「メダル取って来い」みたいなことはいかにもお寒いのかなと思った次第です。

昔の「参加することに意義がある」という精神は多少古臭いですが、そもそもオリンピック出場者に過度な期待(=プレッシャー)を与えるのはいかにも気の毒です。

「精一杯自分の力を出せるといいですね」って言ってあげたいですね。

そんなシチュエーション、私には縁のないことですが。

 

ボクシング村田さん、レスリング米満さんの両アスリート氏。

ここへきての「金」は圧巻でした。凄かった。

球技だけでモノを見ていてはいけませんでしたよ。大いに反省しました。

しかし今回のメダル数、日本史上最高の様ですね。

あの場で実力を出し切ることがいかに至難なことか。

捨てたものではないです、日本のスポーツ人。政治の世界に染まらないでね。オリンピック会場で変なメッセージを晒した人もいましたが、スポーツにイデオロギーは似合いませんから。