わが身のこととおもえば

新聞記事より
新聞記事より

小生、横浜の自動車部品会社(NHKニッパツ)にお世話になっておりましたが当時、関連会社の集約と人員移動がありました。どこの会社でもある話です。トップが変わるとまったく方向がどう変わるかはわかりません。

しかし当事者は大変だと思います。

勤続30年を超えるベテラン社員が新しい勤務先に通勤することに対し(横須賀→横浜金沢区が横須賀→厚木)、「この年では無理、退職も考える」と悩みを語られていました。そのように会社の効率化・リストラは痛みが伴います。

先月末、相良での古くからの超優良企業「TDK」が大規模な工場集約を発表しました。

其の後当月に入って電気関係会社の「絶不調」のニュース。

日本国内沈滞ムードが漂っています。

その様な状況で秋田のみなさまに対してどうも気が引けますが昨年、当社相良工場が「大規模リストラの標的になっても何ら不思議ではない」とある方からうかがっておりましたのでこのニュース等見聞して、この国の状況がいかに切実な状況かを垣間見れ、此処相良の工場が継続的に「ある」ことが偶然だったのかと思い知った次第です。

今後ますます海外指向が強まっていくのでしょうか。

昨日お会いした同社の方も「明日は我が身」と。

 

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (日曜日, 05 2月 2012 11:54)

    人間の欲望が続く限りこのようになるのは
    火を見るよりも明らかです。
    常に上昇を夢見るといつかは行き詰まりとなります。
    地球を食いつぶしていくのです。
    別に悲観論ではなく、現実です。
    給料を上げて欲しい。、上げるためには売り上げのアップ。
    中国でも、インドでもアフリカでも
    販路を拡大するしかありません。
    生活のすべてが金次第の世の中では
    上げる施策を考えざるを得ません。
    原子力、LNG、石油、メタンハイトレード
    すべて地球を食べています。
    このサイクルを変えることが一番望ましいのですが
    現状は他の手段がありません。
    人間の欲望はどこまでいくのでしょうか。
    もしかしたら その先は宗教に縋るしかないかもしれません。

  • #2

    今井一光 (日曜日, 05 2月 2012 19:41)

    ありがとうございます。
    一度浸った心地よい湯船から思い切って出る事はなかなか難しいですね。私たちはいたれり尽くせりのコンビニエンスな生活から少しばかり不便で無理のない生活を心得たいものです。
    国民みんながそういうスタンスで生きていくのはそう難しいことではないかと。ただ、国風に経済力主体の企業力一辺倒の国力思想が続く限りその理想に近づくことはできないと思います。勤勉で真面目な日本人ですが毎年3万人以上の人が自分で命を絶つとのこと。
    これが普通と思ってはいけませんね。皆普通のように生活していますが・・・。
    「病んでいる」ということに気が付かなくては・・・