ポカポカ陽気につき息子と一緒に例の残材片付けへ。
信じられないくらいの穏やかさ暖かさ。このような冬ならば素直に嬉しい。
いつもの時給1000円でお願いしている彼と2日がかりで伐採したヤマモモの残材になります。
彼の来訪については「ラスト1回になる」と了解していましたが一昨日その件不可能になったとの連絡がありました。
彼は自宅を離れて某市にてアパートを借りての一人暮らしになります。
その地にある大谷派のお寺の住職と御門徒さんの手配で生活保護受給が受けられるようになったのですが車の名義を母親に変更し、それを手放したために当地まで来られなくなったようです。
彼には「うまくやってくれ」と言って電話を切りました。
先日そちらの住職とお会いした際にもよろしくと頼みました。
というわけで大物の残材を急傾斜地より搬出するのは到底一人ではムリですので息子に依頼したのでした。
一応は私の最大の武器、小型ながらMYエンジンチェーンソーをブン廻して(前述の通り絶不調の・・・)できるだけ二人で搬出できるくらいの大きさにはしていましたが、各々重さは半端なし。
2点で縛ったバンドで二人がかりで少しづつ引きづりクレーンの届く場所まで移動。
軽トラ2台分をチップ屋さんまで搬出しました。
クレーンがあってこその仕事でしたが、当初ご主人は崖上最上から10トンのクレーンをチャーターして吊り上げることも検討していたようです。
結果オーライではありますが、私のチェーンソーとバンドロープでの移動で正解でした。
扨、昨日は立ち姿の阿弥陀さんについて「ダッシュが効く」とは記しました。しかしこれ以上ないといった物凄い躍動感が溢れる像が蔵王権現像ですね。
鎌倉時代の銅製でこちらも東博で展示されていました。
一見お顔は「寅さん」(男はつらいよ)の如く。
拙寺会館に掛っている阿弥陀さんも私は「寅さん」と呼んでい
ました。古い時代の神仏の顔立ちは概してふくよかさが強調されるのでしょうかね。
蔵王権現は密教系守護神。
彼が右手で掲げて(ブン回して)いるのは金剛杵(こんごうしょ)なる武器。
その武具を振り下ろす相手と言えば「煩悩」ですね。
それを粉砕して仏の智慧を表すといいます。
金剛杵には握り部分両端の「杵」の数で数種の呼び名がありま
すが、②は法隆寺館の三鈷杵(さんこしょ)。
私のチェーンソーにはもっと多くの刃が付いていますが・・・
ちなみに当流には煩悩を消滅させるべきと考えることはありませんね。
「煩悩を断ぜずして涅槃を得」がモットー。
そもそもその手のこと(煩悩消滅)は私には絶対に無理なことですし。
それがあるからこその人間ですよねぇ。
それができる方にその件はおまかせして私はただただ南無阿弥陀仏。
ただ蔵王権現の躍動は圧巻でした。ずっとあのように動ければいいのですがね。




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