昨日午前の法縁に続き午後は「史跡」のミーティング。
そこではその日に発刊されたばかりというNHK大河ドラマ解説書の最終版を会長が持参されていました。
放映の内容が事前に判るといった代物で、それによればまた相良の名が登場するかも・・・と
てっきり相良は終わった感が漂っていましたが、今一度登場するやも知れず・・・です。
それが例の「平賀源内」の件。
以前から相良に、あるにはあった「その人は獄死したのではなくこっそり田沼意次の手配により相良に匿われた」説を踏襲するもののよう。そして相良だこの創始者として・・・
演出家の差配なのでしょうが、私はその件「ホントかよ~」。
史実とはちょっと離れているかも知れませんが、どうぞ地域の皆さんで盛り上げていただければと思う次第。
扨、昨日の東栄中学校の件。
学校の事務カウンターにて訪問の主旨を伝えると教頭先生に引き継いでいただきました。私の名刺を1差し出して、短め自己紹介をしたことは当然のこと。
すると快く「どうぞ~」といわれて昨日の校舎の端っこへ向かったのでした。
その後校庭を突っ切って次の目標を求めて歩いたわけですがその際、無数の動物の足跡が⑤。
クマはこれほど小さくないはず・・・と思いながら探索を終え校舎に戻ろうとすると男性が1人校庭で私の登場を待っていました。
その方が夏目校長でした。
イキナリ私の名を呼ばれましたので一瞬驚きましたがあの名刺がそちらまで届いていたのでした。
学校の最大なる責任監督者は校長先生。
アポなし部外者がやってきたとなれば内部でそちらを通しておくというのは極めて真っ当なスジです。
すると校長先生から「お茶でも如何?」と意外なるお誘いがありました。
私もすぐその辺りは察知し承諾しました。
それを理解したというのはその部外者(私)の本来の目的(その段階では半信半疑の筈)について監督者としてしっかりと確認しなければならない責任があったからですね。
後から奥方は「明らかに怪しかったからだろう」「それにしても先生たちの大事な時間を無駄にさせるなんて」と呆れ果てていましたが。
というワケで校舎内の書生さんたちに挨拶をしながら校長室に堂々入室。
先生から名刺を頂戴し、三河で「夏目」といえば・・・と幸田の明善寺に夏目漱石・・・など。
まずはその話に飛んでしまうのは私の脳内支離滅裂から。
「夏目」姓のルーツといえばそこですからね。
そして教頭先生がお茶の提供。
図々しくもそちらでしばし歓談。
こちらの中学校ではカナダとの交流が深く、適宜先生が引率してカナダに短期留学をしているそう。
私や息子のことを考えながら、学生たちのコントロールで神経をすり減らすのではと、その大変さについて伺いましたが「それほどでもない」とのことでした。
しかしカナダとは・・・スケールが違います。町の方で資金的な補助があるようですが・・・
この地の澄んだ河、瀬とうまい空気の自然の中で生活している子供たちが羨ましく思いました。
町、学校、親たちそして環境がまた鷹揚な心を育むことでしょう。
①~④は校長室の様。予め撮影可能な部分をお聞きしました。
①②はカナダ製テーブルのマット。③④は学校の新しい制服とのこと。
⑤の足跡の主は鹿でした。
夜間はこのグラウンドが遊び場になっているようですが、念のため熊の出没についてお伺いすると「クマはみない」と。
しかし今、クマの襲来にあった地で「はじめてクマを」という人ばかり、これまで出なくても次はわからないというのが「まさかの坂」ですからね。
校長先生が毎度頭を抱えていることといえば、花壇の植栽が植えた途端にイノシシに荒らされることだといいます。
野生動物との共存、どちらといえどもそれがテーマになりつつあります。
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