大河ドラマ「べらぼう」の一部、相良人が思うメインイベントは田沼意次の相良検分の回ではありますが「その次」といえば相良城破却」の回でしょう。
その回で田沼意次の「ナレ死」もあったわけで、ドラマに関しては「相良はこれにて終了」といったところです。
その番組を初回から視聴しているという御門徒さんが、「田沼意次が出ないのでチャンネルを回すのが・・・」とまで言う方も。
それはそうではありますが、あの時代の混乱、松平定信とその周囲について、なかなか描かれることはありませんので、「それはそれで・・・」と引き留めた次第。
扨、昨日は歴史・文化に対する国や人々の思いの希薄さについて記したわけですが、今回の大河ドラマの放映に田沼意次が登場するという千載一遇の機会に「さぁ どうする」となった牧之原市が気合をいれてまとめた「地域再生計画」~「事業計画」の中に当市民の「地元の歴史」への感覚を評価している部分があります。実に的を射ていますのでこちらに抜粋転記させていただきます。
「課題③(郷土愛と歴史・文化資源の認識)
当市の令和5年度市民意識調査において、「市を友人・知人におすすめする気持ちがどのくらいあるか」という問いが年々低下しており、おすすめしたい理由では、「海岸線や里山などの景観」という回答が最も多く(69.4%)、次点が「四季の風景」(36.5%)、3番目が「豊かな食」(35.3%)となっている。「歴史文化」は14.1%と他と比べて低い。課題②で取り上げた令和4年度静岡県中部5市2町来訪者調査によると、当市への来訪者が参考にした情報で最も割合が高かったのは「家族や友人・知人の口コミ(SNSは除く)」で、5市2町で2番目に高い33.0%(全体24.7%)だった。次点は「ウェブサイト(観光・宿泊施設)」の21.0%(全体25.2%)であり、口コミの占める割合が高いのが特徴である。このため、郷土愛を醸成し、口コミ率を維持・向上する事業が必要となる。歴史文化を観光の柱としていくためには、地域住民や事業者がそのサービスの提供を担い、魅力を来訪者に口コミで伝えることが効果的だが、現在、歴史文化に対する認識が低く、行政だけでなく、市民や地域事業者と一体となった取組の推進が不可欠である。」
特に最後の2行の「所感」についてはまさにその通りであると思いつつ、どなたが記したのだろう・・・?
大河ドラマが今一つ盛り上がりに欠けたその理由は・・・ただ
(地元の歴史を)「知らないから・・・」。
まず学校の先生が「知らない」というのは一番デカい。先生は地元出身とは限りませんからね。
その地域再生計画全文はこちら。
画像は東栄町の古い呼称「振草」が地名として残る地がありますが、そちらはあの大千瀬川(振草川)に合流する鴨山川沿いに北に走る151号線を行くと古戸という集落がありますがその「古戸」と「振草」はやはり古い時代の共通した語源をおもうところ。
その151号線別所街道から県道80号に左に折れてしばらく、北設楽郡東栄町振草古戸という地を走ると右手に参道の無い道路前に「イキナリ本堂」、しかも良き佇まいの普光寺というお寺がありました。1740年建立の本堂ですから、今年で285年の木造建築物になります。
やはり道路際には墓石群が見られましたがやはりあの柿野石仏と同じような四角形が・・・ (場所はこちら)



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小山昭治 (火曜日, 07 10月 2025 08:58)
郷土歴史家がいかに騒いでも知れています。(余程の遺跡などが発見されれば別ですが。)一般の人が興味を持ちその気になるのは、マスコミの力が大です。マスコミは嫌いですが影響力はかなりあります。(偶然、田沼がとりいれられたわけではありません。)
その道が好きな公務員がいて、その者が退職になるとその人がつないでくれた糸がどうなるのか心配です。公私を問わずマスコミ対策をしてくれたのに次がいません。この先どうなるのでしょうか。
お祭り大好き (火曜日, 07 10月 2025 09:00)
東栄町では間もなく11月初旬より国指定重要無形民俗文化財の「花祭り」が各所で開催されますが、そのなかで「古戸フット」は存在感があります。 古戸の集落から1時間余かけて登った権現山頂において「白山祭り」が斎行されますが、「花祭り」の原型であり昔は「白山祭り」以降でないと周辺の「花祭り」は開催できないと謂われていました。 「花祭り」は見物人も熱狂的に参加しますが、「白山祭り」は参拝者は静かに観賞して厳かに営まれます。 数回訪れましたが、山を登るため参拝者も少なくじっくりと観賞出来ました。 集落で開催の「古戸の花祭り」はたしか正月3日だと思います。
今井一光 (火曜日, 07 10月 2025 19:39)
ありがとうございます。
仰る通りで、メディアの力は大きいものがありますね。
そしてまた、その動きいろいろの継続性というものが問われています。
既に忘却の域に入りつつあるあるような・・・
人とはそんなものなのか・・・あきらめムード。
今井一光 (火曜日, 07 10月 2025 20:01)
ありがとうございます。
「気の遠くなる」を思う彼の地への往復について苦も無く楽しまれている様は
まさに超絶です。
そしてまた各地の古くから伝わる故事や生活など日々の営みを心底より感謝し
たいという素朴な祭りの存在、そして過疎化の中でそれを継承継続していく姿勢は
「伝える」という意味でも大切なことであることがわかります。
失礼ながら無知な私はそのような盛り上がりがあったことなどまったく知り得ませんでした。人の姿を見つける事が難しいような山間地ですからね。