同朋大公開講座 豊臣秀長 AI糞喰らえ呪詛のすすめ

 

雨予想、それも荒れ気味となるというので「降る前にひと仕事」と朝食も取らずに作業準備にかかりました。

まぁ朝飯前の仕事。

拙寺庫裏2階、屋根軒下のNTT回線引き込み金具の脱落への対応です。風が吹けば金具の重量で回線が切れることは大いに考えられ、緊急性がありました。

 

「そんなものNTTに任せろ、高所作業車ならあっという間だろ」との忠告が奥方よりありましたが、私は「そんな工事に何時来るかなどわからない」と一蹴したわけです。例の竜巻復旧でてんやわんやになっていますから。

 

まぁ梯子をかけてハーネスとロープで安全確保という建前(結構にイイ加減)にてやっつけました。

奥方の指示によりその引き込み金具は「意味がない」ということになって撤去。配線は直接家屋の壁に留めてお仕舞。

 

その天気予報ですが、結局その日は本降りの雨にはなりませんでした。うまいこと工事が完了したのでそれでヨシです。

 

あの朝ドラ「ばけばけ」は土曜ですから総集編。

歌詞冒頭の部分が週中から突然変わりましたね。その意図はまったく不明、そんなことがあるものか・・・とは思いつつ首を傾げるところです。

お気に入りだった「日に日に世界が悪くなる」が違う歌詞になっていたのですが、ひょっとしてどちらからか「ちゃちゃ」が入ったのかと勘ぐりたくなります。

その歌詞には大いに尤もなところありますからね。明治維新も今現在も同様に。

その歌詞に気分を害する輩がいたとしたら・・・政府系? かつてNHKにイチャモンをつける輩がいました。

それこそその手の者には「丑の刻参り」?  でしょうね。

因みに私はその「丑の刻」に限らず24時間それも毎日、堂内でお念仏とメディテーションができます。

 

怨念を晴らすための「丑の刻参り」・・・実に面白い風習です。

その手のこと(呪詛)がバレれば首が飛ぶ時代もありましたし

と昔前はそれをやる方もやられる方も至極大真面目でしたからね。

 

恨みつらみ等愚痴の一つや二つはどなたにでもあることです。

その捌け口として人間同士のコミュニティがあるわけですが、人はそのプライバシーの暴露について恥や聞き役の迷惑を思い、またプライドの存在からなかなかその捌け口として見いだせないようです。

 

その人間という者の心の問題の解決の試みとして今の流行りもの「AIに聞く」選択がそれも大真面目で広がっているとのことです。

驚くべき事ですがAIに心の問題を相談し何らかの糸口をみつけようとする若者が増えているのです。

 

NHK番組では「生きるのがしんどい気持ち」を抱える18歳以下の1186人のアンケートで「死にたい・消えたい気持ちが抑えきれなくなった時 相談するとしたら誰?」 の設問に生成AIと答えた人が26%いたと。

 

私など、「機械に何がわかるものか!!」とハナからそんなモノからのアドバイスなど寄せつける気はさらさらありませんが、現代の若者たち・・・いや老いも若きも寂しさひとしおの感ありますね。

AIは優しい言葉でいたわってくれるそうです。

それを「イライザ効果」。

その機械的に回答する優しさはただの「錯覚」以外何物でもないのですが、心理状態が不安定かつ近しいところに「聞く耳」の存在がいない者にとっては救世主になってしまうのでしょう。藁をも掴む・・・ような。

 

例として生成AIに熱中していた男性かAIから自殺をしむけるような回答を得ていた可能性があったり16歳の少年に自殺について「誰にも相談するな」などと伝え遺書の書き方まで指南したといいます。

両名とも実際に自殺に至ったわけですが、AIfは所詮「人でなし」。

その架空の対話において機械如きが相談者の微妙な心の動きや雰囲気を把握できるワケがないのです。

 

そもそもそのAIなど、統計的なデータや平均的な人の心を掴みやすいポイントを駆使する仮想空間。

そもそもどちらか人間が拵えたモノですからね。

 

しかしその悩みある若者たちの26%を救うため、カウンセリング専用のAIのシステムの構築も検討されているそう。

要はAIをそういった悩みある人たちが気軽に打ち明けられる入り口として導く門とし、適宜それら問題について専門家が閲覧してテーマ別に「人」のメッセージ・アドバイスを送るというものです。

 

恨みつらみの捌け口、私ども坊さんも大いに「聞」について努力させていただきます。

とにかく今は、AIはやめておきなさい。死ぬよう導かれるとすれば「丑の刻参り」とは比べものにならないくらい無惨です。

「相手を呪い殺して自分は生きる・・・」大いに愉快。

 

今は「呪い」は刑法犯にありませんしその作業は積極さをも感じます。掴むものは「藁」というところは変わりませんし、最近よく皆さんが口にするようなにった「ストレス」の発散になるやも知れず。

それがまんまとハマったことを想像するだけでも楽しいでしょうしそれが生きる糧となりば尚可。

それは陰湿にも見えますが、どなたもその心のうちは秘密にして明るく呪えばそれでヨシ。頑張ろう呪詛。

ただし他人様の敷地に入ったり樹木に五寸釘を打ち込めば犯罪です。そこのところだけはわきまえてください。

 

AIなんて、わかっているフリをして何にもわかっちゃいないのですからね。イライザ効果に騙されてはダメですよ。

 

画像は同朋大学公開講座「豊臣政権と豊臣秀長―秀長の役割について―」。来年の大河ドラマの先取りですね。

これから各所でその話題が出現してくるでしょう。

②③は昨朝の軒から脱落して回線もろともぶら下がった引き込み金具。

あの重たさの加重に耐えるのは配線がワイヤーが組まれているからです。

しかしいつまでもそのままブラ下がっているはずもなく。