昨日はフリー。
法縁がなくて良かった・・・とつくづく思わされる一日でした。
まったく手前の経験則などアテにならないことがわかります。というか気象に関しての経験則など絶対無意味であるということを。
そしてすべて偶然、たまたま生かされていることをまた再認識。
当地に進路をあわせてやって来た台風15号の勢力1000hPa程度というのを見て、私は「恐れるに及ばず」とばかりに高をくくって対策の類は一切なし―とはいえあの惨状をテレビモニターで見て、「なすすべは無し」と思わされました。
台風は13時すぎに私の頭の上を西から東に通過していったようですが、庫裏でボーっとしていた私には「降りが強くなってきたなぁ」程度で居眠り。
勢力からして「とるに足らない」と思うのは「風は大したことはない」のイメージがあったからですが・・・
しばらくしてから雨はやんでツクツクボウシが声。
するとテレビ点けた奥方が「細江(市内の町名)の150号線沿いが酷いことになっている・・・」でした。
大型トレーラーが横転し、付近の家々が壊れ150号に並行して走る道路に倒れた家と電柱が映し出されていました。
続けて吉田地区の東名吉田インター手前の大型商店が点在するエリアのドラックストアやら電気店、先日も行ったNTTドコモのある駐車場の車たちもゴロリと転がっていました。
どちらの景色も私の見知ったところばかり。
報道機関は専門家の検証を待たずしてそれを「竜巻」の発生とは断じることはできないのでしょうね、「突風」という表現をしていました。
周辺自治体に広範囲にその手の被害をもたらした突風とは・・・各地で竜巻が発生したということでしょうか・・・
まったく想像を超えていましたね。
降雨被害では掛川駅と静岡空港の水浸しの様も驚かされましたが、空港駐車場がプールの如くの冠水の件「あの高台にあってどうして・・・」と単純に思う次第。
排水の件考慮に入れなかったの?
雨やみ、お日さまが出てきてくれたとあって山門外の排水桝周辺の掃除をして、本堂外観を見廻りましたがいまのところ拙寺廻りに異常はなかったようです。おかげさまです。
その頃、やはり150号線沿い吉田在住の御門徒さんから電話がありました。
週末に予定していた法要を取りやめにしたいとのことでした。
その「突風」により、瓦が巻き上げられ窓が割れ自宅が水浸しになったと。そして周辺の電柱はのきなみ倒れて停電が続いていると。
私どもがこうやってTVから情報をえられるということは通殿しているということ。
同じ牧之原市でも地域によってまったく違いますね。
その後、吉田の御門徒さん宅へこちらから連絡をしてみました。足りないもの、不便な事があったら対応したい旨伝えました。
150号線を迂回すればどうにでもなることですからね。
また、市内で6日土曜日に予定されていたイベントは中止になったそう。花火大会は順延ではなく中止ですね。
余談ですが内心はその件安堵した次第。
これはネコたちの「甚だ迷惑」の様を毎度見せつけられていますので。環境にも良くないのでは・・・
やはり牧之原市、ロクな事ないようで。
こういったネガティブイメージの拡散は困りますね。
思えばここ数年「竜巻」に何度もヤラれているこの地区。
「竜巻の街」などと揶揄されたりして・・・
以前はそのような自然現象について聞いたことがありませんでした。
確実にパワーアップしている天候変異。その恐ろしさをあらためて目の当たりにさせられました。
これは人間たちに対する自然環境のしっぺ返しなのでしょうね。ピシッと・・・
今一つ地元ニュースにあったのは例の榛原であった保育園の通園バス取り残し事案です。その発生から3年を経たということですが、亡くなった女の子の両親家族は今や牧之原市民ではないようですね。その退去の件ショックを受けました。
市や施設そして周辺の人々の配慮が十分ではなかったということでしょうか。それを思わずにはいられません。
あの元園長先生の不注意のせいで1人の命を失い、残る家族3人の退転、人口減少に繋がったわけですからね。
①は昨日の山門の外側の「道路」指定されていない道の図。接道義務の件、嫌がらせの如くの事実を知って驚愕された「道」です。
境内の落葉たちが境内排水溝を流れて門前排水桝が溢れ溝の穴に詰まるの図です。
拙寺境内は周囲より高めに造成されていますので浸水の心配は今のところ「無い」と確信していますが・・・
これからの天変、天災どちらに転ぶのか、命からがら助かるか・・・
②世に数ある二河白道図の一コマを持ち出しました。
あの平均台の如くの橋を駆け足で渡っているのが私。
左右どちらも「転べば地獄」とはいいますが。
「阿弥陀さん よろしくお願いしま~す」でおまかせして進むのみです。
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