ハリー無念 浄土系にもいろいろ 徳住名号碑

蝉の声はいよいよトーンダウン。そして色々なところで「9月」の声が聞こえてきました。

一年の経過・・・なんという速さでしょう。2025年の終盤に入るのですが、あっという間でした。

「無常迅速」とはよく言ったものです。

 

実はこの週明けから私は奈良方面にフラッと出かけるつもりでいました。この週は事前の予定というものがありませんでした。今、突然の法縁の依頼があったとしても「次代」が控えていますのでお気楽なものです。

しかし一昨日の松の剪定で疲労した事と、各地でクマの出没のニュースが日々入っていることもあり結局は出動せず。

何時ぞや奈良の山中に「クマが出た」の報がありましたね。

 

この時節は天気の急変のリスクがあることも承知していますが昨晩のニュースでは京都・奈良の豪雨、それも酷い様を伝えていました。

それを見て胸を撫でおろして溜息をついたところに、奥方が「どうして行かなかったのだ!!」。本当にツイていました。

土砂降りの散策なんて・・・

あの天候不安定の様を見て、せめてもっと涼しくなってからでも・・・を思い、今週は自重することに。

 

扨、先日記した息子の喫緊の課題、出生届の提出は予想通り拒絶されたと連絡が。

とり合えずしらっトボけて提出、一旦窓口は受理したもののしばらく経って拒絶の旨を伝えられたそうです。

それは当初、阿弥陀経の文言から引っ張ってきた字面でしたが、彼は私からの事前情報からプランBを用意してそちらを提出、一件落着したとのこと。

 

抵抗の意で一旦平仮名で提出して~の私の提案した選択肢は彼が拒絶。その文字が将来OKになる確証もなく、なったとしても変更には裁判所の認可が必要ですからね。それを子供に背負いこますことは酷であるといううこと。

 

私どもが希望する画数9の平易な文字「玻」が拒絶されたわけですが常用漢字・人名漢字の中には滅多に目にすることはないような難し気な漢字が並んでいます。頭にくるくらいに・・・「そんな字を使うものか・・・」

ちなみにその文字は阿弥陀経中で、いわゆる七宝のうちの「玻璃」です。仕方がないので「その次の男の子に御縁があったら・・・」と慰めたところでしたがそのプランBの字面は正信偈からの採用でした。まぁ、いいか・・・

私どもは通称「ハリー」・・・ハリーハリー(急げ急げ~)にハリー・キャラハン(「ダーティハリー」) 。 面白がっていたのにね・・・何せ呼びやすい。

 

昨日も「大川原化工機」の冤罪事件、司法当局の「犯罪でっち上げ」によって心身ともに苦痛を味わい亡くなった方の墓前にその関係者お歴々が謝罪に出向いていました。そこで遺族からコテンパンにやられている画がありました。

まったく別の件ではありますが、なんとなくスカッとしたところです。

「意味不明ばかり、もっとまともな仕事をしろ・・・」そんな感じ。すべてにおいて「その理由」を国民に説明しなくてはね。

 

画像は長篠設楽原のずっと北、豊川筋の街道沿いの山側の木々の中に潜むが如く立つ名号碑(場所はこちら)。

こういう場所で「南無阿弥陀仏」に出逢うこと、感動ものです。

また、この建碑者の念仏の立場は当流とは異にします。

同じ浄土系、念仏を拠り所とする僧ですが、まったく・・・