記憶の継承 語り継ぐ 8月15日に生まれて 高天神石窟

今年の8月の法要は昨日8月15日。

誰もが知っているその日・・・。

あの戦争が終わってキッチリ80年が経ったわけで、拙寺の梵鐘をその回数80回を撞いていただきました(CALL-コールの鐘)。

十分な告知がされていなかった反省はまぁありますが、それを

目的に来られた方は稀。静岡の秋野氏くらいでしょうか。

よって、たまたまお参りに来られた方たち、拙寺婦人部の会合+二胡の演奏会に出席された皆さんを重点的に案内させていただきました。

 

法要も会合も二胡の演奏もすべて会館「無碍」にて。

本堂へのお参りはそれぞれにおまかせしました。

やはり8月の法要は空調の安定した室内に限りますね。

この件も継続していきましょう。

昨年のコンサートは演奏者も観客も「息も絶え絶え」でしたからね。

 

扨、11時からの鐘撞きスタートでしたが、奥方の携帯に浜松在住の息子からメールがありました。

それが「生まれたよ」との画像付き。

私の携帯へは奥方からの転送。

うすうすは「そろそろ来る・・・」の予感はありましたが予定日はもっと後でしたから。

 

わかりやすく、ハッキリした月日。

絶対に忘れようがない日ですね。否、阿弥陀さんから「わすれるな」「語り継げ」の命題をイキナリ彼は与えられたのでしょう。

 

ただしその者は現状「胎便吸引症候群」の試練を。

NICU(新生児集中治療管理室)入りしました。ここ数日予断を許さないといいますが・・・

その件もその者の生命力と阿弥陀さんにおまかせします・・・

まぁ、ここへきて「ツイてないぜ・・・」とボヤきたくはないですがね。

そして周辺縁者の落胆も。

 

唐突ですが「またキミは悲観的なことばかり並べる・・・」などとオッドボール軍曹(戦争コメディー「戦略大作戦」の戦車隊長)に失笑されそう。その件、先日「奥の墓道」氏との会話の中でお互いそれを思い出してニヤついていたばかり。

 

戦争を笑いに化かす・・・死んでいった者たちからすればたまったものではないでしょうね。

映画は映画、まずは超楽観スタンスで・・・「生きる」歓びを提供いただけるようそれを待ちましょう。

 

③は高天神城本丸下の大河内政局が押し込められていた石窟

の前、かつて得度式から帰ったばかりの息子と行った時の図です。

それが「オヤジ」となるなんて・・・時間の経過(人生)は如何にも早い。

 

石窟のかつての様はこの通り。しっかり中の様子を覗き見ることができました。

今は崩落の為、入り口は土嚢で覆われています。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    お祭り大好き (土曜日, 16 8月 2025 00:30)

    鈍感なためおじいちゃんへのお祝いを申し上げず、反省しています。 稲葉屋・大井海軍航空隊跡・笠名の盆行事も訪ね、充実した終戦記念日でした・・・疲れました。 笠名の盆行事は予想以上に独自性があり、訪問の成果がありました。 小学生児童が主役のため、今後の展望が懸念されます。