生々流転の逆川 掛川城天守の真下

お天気は回復しましたが、殆ど一日パッとしない曇り空。

さすがのこの時節、法要はありませんでしたが多くのお参りがあって奥方はてんやわんや。

 

一昨日お聞きした話。85歳の方。

「ハクビシンはキレイだがサルは汚い・・・」

 

今年の小玉スイカの成りは頗る良くて大いに期待していたそうですが収穫前に「すべてハクビシンにヤラれた」と。

そのハクビシンの食べ方ときたらスイカの中身、赤い実すべて皮にかかるまでキレイに美しく食べる・・・腹が立つが感心してしまうと。

前年はサルにヤラれてやはりスイカは全滅したといいますから毎年の如くの災難です。「何のための畑か・・・」との溜息が洩れていました。

そのサルの場合はスイカをあっちこっち引き釣り回して食い散らかすそうでまったく汚くて腹が立つと。

どちらにしろやり場のない怒りに苦笑いしていました。

「山側の畑の持ち主は鹿にヤラれた」とのことですから、生き物たちとの共存は難しいですね。

人が彼ら生き物のカモにされている・・・

 

今はスイカには大き目の植木鉢を被せて守備しているとのこと。ネットではダメを経験済み。

来年こそ・・・と仰っていましたので、「期待していま~す」。

「生きていたらだけど・・・」の自虐もありましたが、めげずに気合を入れてチャレンジしていただければ。

 

扨、画像は掛川城天守閣真下の道路際⑤にある「生々流転」の語のある石標。

拙寺のペット墓の名が「生々流転」ですから、以前から通過するたびに気になっていました。 

 

こちらは「生々流転の逆川」とありますから、まぁ「多様な、いのちを育む~」の前向きな意か。

掛川、逆川とその語源についてあまり良きイメージ説がありませんからね。どちらかといえばネガティブ、それを打ち払う言葉。