八相寺から高天神 自宅でキャッチボールも体力不足

少しばかり心配していた午前の法縁は雨の一粒もなくおかげさまで墓参まで終了できました。

そして久し振りに盆休みの「奥の細道」氏が墓参を兼ねて帰省してきましたので、菊川駅で待ち合わせを。

掛川の道の駅で昼食後、周辺ブラつくにあたり「物見遊山はどちら方面へ・・・」と振ってみると意外にも「掛川花鳥園」とのことでした。

私は大いに躊躇させられましたが彼は初見参ということで「是非に」でした。

その件聞けば奥方がひっくり返って爆笑するネタだとも思い私は了承した次第。

子供らが幼少の頃に連れて行かれた地ですが私はもはや二度と行くことは無いと思っていた場所。

現場に着到すると、駐車場は満車で規制警備員が出ているくらいの大混雑でした。それはそれは・・・世間は大型連休中ということで。

 

それを見て尻尾を撒いて逃げ帰ってきたわけですが、案の定そのチャレンジの件を奥方に伝えただけで「オッサンが二人で花鳥園とは・・・あり得ない」との指摘でした。

 

私どもは花鳥雨月の物見に向ったわけで、衆人雑踏を味わいたいわけではありません。「また空いている時にでも・・・」とそちらを後にして先日私が味わった驚きそして人がまったくいないであろう場所に向かいました。

今人のいない場所といえば「墓」ですね。

暑すぎて墓参さえも行かずに代行業者に依頼するくらいだそうです。

 

そこが彼とも何度か行っている八相寺跡の三の姫墓塔①。

墓前まで再び赴いて、しばし・・・。

私が「道具を揃えて、ひとつやっつけちまうか・・・」と提案すると彼は、その墓たちの手前まで草刈作業が済んでいることから今後こちらまで作業が進むのでは・・・まさか墓たちの草ぼうぼうに手をいれないなんて・・・という推測を提示。

 

ということで秋口に今一度私がお参りにうかがい、もしそのままの状況であれば正月休みの帰省時に道具を積み込んだ軽トラで「迎えに来い」とのことでした。

彼も三の姫ご一統の現状にショックを受けたようでした。

 

そのあとはお約束の高天神城②~。

ここでも驚かされたのは私の体力減衰の件。

搦手からの階段が思いのほかキつく感じたのでした。

10年以上前に母と永田さんを連れてこちらを登りましたが、あの時の二人の歳は80超え。両名とも音をあるなどのことはありませんでしたので如何に今の私がたるみ切っているかということですね。お恥ずかしい限りです。

 

その後は友人のSクンの墓参りとご自宅挨拶。そして境内でキャッチボール少々。

肩が・・・関節が・・・と、あーでもない、こーでもないと吐き散らしながら。そして「どっちが先に・・・」とそれぞれの「そのとき」について。仕舞には「面倒くせえ・・・」になります。

自分が死する事、考えるのもいろいろ面倒。