夕刻に埼玉で起きた事故のニュースが流れていました。
下水管調査の方たちが相次いで転落、救助後全員死亡したとのことでした。
以前、八潮市で発生した道路陥没事案から国が自治体に要請した下水道管の緊急点検とのことですが、発注者も受注者もプロ意識というもの、少々欠落しているかと・・・亡くなった方たちには気の毒なことですがその「組織的な運用」というものに疑問を感じます。
まずその原因は硫化水素と思いつくところですが、その件八潮市の救助難航の際、救急レベルほか専門家から指摘されていました。
何故にして作業員たちにその警告を出していなかったのか・・・
下水管には硫化水素が充満し、酸素がナイということはまず周知の事実であり、念押しがなかったのでしょうかね。
下水管には死の恐怖が付きまとうことを・・・
硫化水素センサーは格安のもので数千円から、普及品で5~6万円で販売されています。
まずその装備は不可欠であると考えるのですがね・・・
下水管に入る人ならば。
もしその装備があっての事故だったとしたら・・・ごめんなさい。
「ごめんなさい」はもう一つ。
午前中に2件ご自宅でのお勤めがありました。
1か所は島田市、2件目は相良です。
島田から帰ってから次の課題に向かうために一息ついて、ぼけ~っとしていると、玄関の呼び鈴が。
意識を急速に戻し、背筋を伸ばして「ハイ」と玄関に出れば、見ず知らずのおばさんが立っていました。
その方は先ず名乗りをあげたわけですがその口上こそ「エホ×のY×××ですが・・・」でした。彼らの修行、課題の1つですね。
門前払いされることに意義があるというヤツ。
このシチュエーション、環境下で何だって・・・と酷く混乱させましたが、感情が先走ってしまい「その手の話なら結構(毛だらけ)・・・」と吐くと「そんじゃあ」という具合にドアをぴしり。
相手の術中にハマったわけですが・・・
「阿弥陀さん ごめんなさい」なのですね。
真宗の坊主というものは如何なる碍り、耳に痛いことであろうとも、人を分かつことなく「聞く」ことが一大事として実践しなければならいのですから。
以前本山系のスタンスを聞いたことがありますが(ブログ既出)「コーヒーでも出して話を聞いて・・・」ですからね。
で、私は以前それを実践したのでしたが、物凄い後悔をさせられたわけで。
「不毛の時間」以外何物でもないのです。まったく・・・
得るものと言えば「いろいろな人がいるのだ・・・」くらいのものでしょうか。
先方は持論のみを展開、終始私に説教、今風にいえば「マウントをとる」スタンスで平行線、交わるところは1点もないのでした。
そのこころとはまさに「二辺平行せる三角形」(夏目漱石)。
コントロール不能のリスクを抱えているのが人間ですからね。
阿弥陀さんごめんなさい。そういう言い訳をざてください。
午後は当面の課題だった山門屋根に堆積した落葉とそれらが土化した物体の除去作業。見苦しい事このうえない様でしたから・・・
奥方が下、私が瓦の上に取付きました。ロープワーク有りです。
瓦は太陽の熱を吸収し鉄板焼き状態。
まぁ私なりのやり方でうまい事その作業を終了することができました。おかげさま。
画像は奈良市の外れ国道369号の一コマ。
柳生から針に向かう、自宅へ辿る帰り途。
私は何度もこの道を通過していますが、どうしてものんびりと車を停めてほっつき歩きができていない場所。
奈良市内でもマイナーといったら失礼ですが「都祁馬場町」なる名などは初見の方が多いのでは・・・馬場には城址がありますが・・・
布目ダムは奈良市水道の貯水池。
大保八坂神社の看板前は何度も通過していますがそこから神社に向ったことは一度もありません。ごめんなさいサンロクキュー 369。
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