一昨日、久し振りに「何か仕事を・・・」の人が来ました。
しかし何故にして定職に就かないのか不思議でなりません。
聞けば胃に穴が開いて1か月以上入院していたとのことでした。
先般「米をください」と来られた女性の息子ですね。
やはり一昨日は「喰うものが無い」と食べ物を所望されましたので、奥方がお盆でいただいた素麺やら息子が新潟の帰り長野で買った蕎麦、缶詰を袋に入れて手渡していました。
仕事は以前から時給1000円で6時間+昼食付というのが彼の条件です。
「熱さで死んじまうぞ―」と私が言うと「どうしてもやるのでタノム」。余程のことなのでしょうね。
一昨日は私の法務が終わって一段落していたところで、何も頭が回らずに「じゃあ明日に・・・」と口にしてしまったために話が進みました。よって昨日朝8時前に再来。
実はその私の軽口について、奥方にその愚かさについて注進されていました。
そもそも私が昨日も法務があって彼の作業状況に目が届かないこともありますが「一体何をやってもらうのか」がテーマに。
私は「梯子を使って坪ノ内のソテツの伐採でも・・・」というと「見ていないところで炎天下、梯子から落ちでどうにかなったら・・・」とかなりのネガティブ想定を。
それはさすがに避けたいところですので土塁の墓地側の笹を刈ってもらうことにしました。
そうとなれば、彼の為に道具を用意しなければなりませんので
7時頃からその用意のために物置をゴソゴソ。
「ああ、法事前ニ・・・よせばよかった」と安請け合いを後悔したのでした。
奥方は昼前に弁当を購入に走り、途中別件(6000円のうち昼に1000円の前借り)で呼び出されるなど手間が増え寛ぐ暇がありません。
まぁ真宗的本願念仏主とする生活の中で「慈悲の実践」は不可欠であって、たとえ「難有り」の諸所テーマは阿弥陀さんからメッセージと解すといったスタンスですからね。
すると「難有り」が「有難い」に変わるのだという計算式です。
彼が帰ったあと墓地を覗いてみると笹は案外とキレイになっていました。
私の宿題の1つでもあったわけですがあそこは蚊の襲来とマダニの恐怖がつきものの場所。どうこうボヤいても「有難い」ことなのでした。御門徒さんきっと喜ぶはずです。
扨、現状近江から奈良にシフトぎみになっている私ですが、昨日は唐突に奈良の野山の図を持ち出しました。
本日は奈良中心部それも住宅街にある石仏石塔いろいろが楽しめる十輪院の図。
決して広いとはいえない境内には所狭しと・・・
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