撮影は「さんたつ」(散歩の達人)  コンパネ棺使用

台風発生のニュースがありましたので荒れ気味の天候を予想しましたが、朝から青い空が広がっていました。ラッキー・・・・

コンディションバッチリの叔母の弔いの日でした。

一昨日の通夜と同様息子が導師、参列は私と奥方のみ。

コレが真の「家族葬」か。叔母には家族がありませんがね。

ただ成り行きでずっと私どもが関わっていました。

 

以前春先に、叔母が救急搬送された際、「もはやこれまで」とコンパネで棺を作ったことを記しましたが今回その出番がやってきたのでした。

仏間にその巨体がど~んとばかりに座していて、その景色が日常の如く化していましたが、その出立によって以前の如くの空間が戻りました。

棺を作るのはイイのですが保管場所にはまったく難儀したということで。

 

そのMy手作り棺の使い勝手。

叔母の体重が38㎏と激減したため私と息子の2名で難なく対応できたこともありますが、材質耐力はまずまずでした。

火葬場ご担当にその燃焼について問えば、「なかなか燃え切らなかった」と。

それはコンパネではありますが「木だから」ですね。

高価な棺はどこにおカネをかけているかといえば、外側を覆うもの、生地状で装飾があり煌びやかなものほどお値段が張るわけですが、それらはまずハリボテ。

内部は空洞、要所支柱には木材を使用しますが内外部とも硬質の段ボール、紙状のもので覆うので「あっという間に燃える」そう。

 

そして棺の容量ですが、あの私の造ったサイズだと炉に納めるギリギリ。特に高さについて2/3~3/4程度で十分であることがわかりました。

そういえば通常の棺の下部には布団などが納まって(セット)上げ底風でしたからね。

 

もっともっと「へ~え」と思わされたこと。

私が火葬場ご担当に「今日は忙しいの?」と聞くと「今回と午後の最終の2件だけ」といいます。

奇妙なことと感じ「それは如何に?」と問い返せば「お盆だからですよ・・・」と。

まさに「へ~え」。

一昨日は私も息子も初盆法要があったわけで、彼とは「盂蘭盆会のあれこれの説明はまぁいいが、真宗的盂蘭盆の迎え方として

南無阿弥陀仏の心について示すべき・・・と論じていましたが世の中の感覚の相違について改めてここで知らされたのでした。

門徒坊主の考えに及ばないところ、これも門徒もの知らずか。

 

しかしこの暑い盛り、日延べする意味があるのか疑問です。

まさか葬祭屋さんの念押しがあったり・・・など穿った考えも浮かんできます。

この時期の日延べは一日辺りの冷暗所の使用料あるいは保冷にそれなりの金額が加算されることは必定。

東京辺りでは実際に利用者が多いことからの順番待ちが1週間以上になるようですから「お盆だから」は通用しないでしょうが。

 

この地区のその日延べに関して大抵、「お寺さんの都合」というのが先ず第一ですので「お盆だから」と重なれば、相当のインターバルを覚悟しなくてはなりません。

私は秋の「祭典時期だから」の葬祭日延べについては承知していましたがここにもその禁忌があったとは・・・

拙寺に「お盆だから」はありませんのでその思考には新鮮かつ驚愕を思いました。

 

ちなみに7/15は友引。その友引禁忌についても私は理解しがたいところがありますが、明くる16日の相良海水浴場の海開き、海難供養のイベントへの参加寺院のキャンセルが複数ありました。葬儀の集中日になってその日の火葬場はきっと「火の車」になるでしょうね。

ちなみに昨日は職員1人対応でした。他のお二人は2連休ですね。

世の中、というか私の周辺には、雑念、「雑行雑種自力の心」に如何に取りつかれているか・・・。

よって「無碍」(会館名)の主張をしているわけですが。

 

扨、一昨日の昼に来られた取材撮影は「さんたつ」から①。

エリアは首都圏限定のようですが蔦重かかわりで相良まで。

「散歩の達人」のことですね。

アップされるのは「選挙の週の次」と仰っていましたが・・・

意知の死にあわせるという算段か。

②は昨日午前の相良の空。14時頃から西から雲が出てきて雨に変わりました。しかし雨は大したことなし。

③は炉前の叔母さんの棺。インチキ葬儀社(私ども家族)は時間が無くて叔母の写真を作るのを忘れました。ただし以前は写真などありませんからそれに拘る必要なし。

④は妹の家に行ったシロキイロの娘たち2匹のうちの一匹、妹の娘の子たちに囲まれてビビっている様。ネコは子供が大嫌い。

⑤⑥は息子の家に行ったシロキイロの息子と先住ネコ。

ちびキイロはマンツーマンマークで「絶対に離れない 時に足に喰いついてまで・・・」と。