御江都常盤橋御門~本町筋北へ八町目通油町      耕書堂 商賣往来 

一応は良きお天気とは言えるのでしょうが相変わらず薄曇りの時間が多く、イマイチ「夏」というイメージが沸きませんね。

蒸し暑さはそれなりですが。

何より蝉の声が聞こえないということからでしょうが、彼らのお目覚め時間は気温やら梅雨期の長短に関わらないということでしょうね。

境内は蚊の襲来はあってもその夏の風物はまだ。

 

24H営業のドラッグショップに営巣する燕たちは日没後も張り切って飛び回っていました。

店の照明に誘引される虫共は捕獲し放題。燕の親たちも24H飛翔というわけにはいかないでしょうが、みんないつも満腹で子の成長も早いでしょうね。

ここにも一所懸命の「一所」を思いました。最高なる住処か。

 

昨日午前は御納骨がありましたので、この早い梅雨明けの件、好都合でした。

堂内では今年初めて大型扇風機のスイッチをオン。3台稼働で堂内の高温多湿を皆さんに我慢いただきました。

 

納骨に関しては石工を依頼せずご家族若手衆の手にて。

納骨形式については各仕様の違いがあって一概とはいえませんが、その作業に関して事前に「出来ますよ」とお墨付きを。

よって私も法要前にそれ用の準備をしていました。

 

そして3人の若い衆に納骨室前の石を取り外していただいている間、他の参列者にはエアコンの効いた会館で待機していただきました。

納骨、読経焼香後は再びその3人衆の手で復旧作業を。

接着用のモルタルは拙寺の在庫品。

手筈、方法についても後ろから私の適当な言でしたが、奥方にもあれこれと動いてもらいながら無事に仕上げることができました。

これまでそういう場合、「接合工事は後日」というのが常でしたが今回の「皆さんは会館でしばらくお待ちを・・・」の待機ができることは大きな違い。

まぁご家族縁者の中で故人の為に一汗かこうという気概があればのことですが。

 

事前にその件ご相談をいただければ対応していきたいと思います。

お天気さえ安定していれば何とかなりましょう。

 

扨、彦根のM再来訪の件、記しましたがあの時また強く驚かされたのが表記書物をM氏がバックの中からおもむろに引っ張り出したこと。

聞けば今の大河ドラマの放映決定以前に求めたものだと。

本当に頭がさがります。

私の苦手、江戸庶民文化が大きく開花した時代の書。大河ドラマでもその名が・・・

今の大河ドラマにはその脚本その他これまでと違う面白さ斬新さを感じていますが、それを真っ先に感じ取りこういった書籍をゲットしていたなんて・・・

 

詳細内容は国書データベース商賣往来をどうぞ。