蓮昌寺墓域 いかした三重塔と遭遇

世話人会が終わってひと段落。

それに関わる寺務仕事はまだ残りますが、気持ちは外仕事。

あちこち草ぼうぼうの様は毎度のことながら焦りが出てきます。しかし夏草への対応の試みはあのうるさい連中の襲来に心が挫けますね。

 

一瞬間思い出した作業があり何らの対策もせずに水屋の裏に10分ほど滞留しました。

すると異常な数の蚊がまとわりつかれてしまいました。

 

露出している腕には次から次にミサイルの如く飛来。多少の抵抗はできますがあの数にはどうにもかないません。

特に気づきにくいのが首の上。また、耳近くの飛翔体のあの羽音は耐え難い不快がありますね。

早々に避難撤収し顔中、腕にキンカンを塗りまくりました。

 

扨、先日の金沢東山の蓮昌寺

裏の墓域を彷徨いましたが、美的な造形物と遭遇。

オリジナリティ豊かな石造三重の宝塔です。相輪の状態についてハッキリしませんがこの環境の中でしっかりと直立していました。軸部に彫られた文様も珍しい。

全体的にこの山麓寺院は江戸以降というのが頭にありましたがこの多宝塔についてその製作年代を知りたいものです。

 

周囲にも石塔やその残欠が散らばっていました。あの時は蚊の生息前の頃、夏場の墓場放浪は余程の準備が基本ですね。

どれだけ準備防御態勢を整えたとしても蚊どもの襲来は無限。その数の多さに対抗できません。