西養寺鐘楼の美的 障子と格闘の一日 まだ続く

引き続き与えられた課題に着手。

本堂障子引き戸の開閉ストレスの解消です。

障子の開け閉めに関して、レールと滑車に問題がないのに開閉とも障子が途中で詰まって動かなくなる現象。

イラっとさせられます。

 

そこでグラインダーを持ち出し障子の天の部分を削りだしましたが・・・どうにも改善しません。

以前どの時期かわかりませんがその部分に高さを出すための板が張り付いていましたので試しにそれを外してみるとうまい具合に障子は走り出しました。

経年によって天井が下がってきているということか・・・

というわけで2か所の障子のその「付けたし」材を外しました。

 

庫裏側の障子の着脱を幾度もチャレンジしていると劣化の激しいこの箇所の障子は酷く破けまくり。

よってその障子を表に出して一気に洗浄、障子紙の手配に動きました。

 

障子といえば朝一、私を追って来た「キイロシロ」は正面中央突破、堂内を回遊しました。

この日はその修繕①から始まったというワケで。

お昼に庫裏にいると外に出た奥方から「いったい何処をなおしたっていうんだ・・・」と。外に出て見れば②のザマが。

ネコの仕業ですから許容、正面だけに早速に仕事にかからせていただきました。

障子を外しての作業中、再び本堂に入った彼女を追ってウスキイロシロが歩いていたのにはため息が出ましたが、彼らは気が済めば出ていきます。

一度は収まった障子破り、彼らとのイタチごっこが再開したのでした。

天気がいいので障子は開けっ放しにしようか・・・

 

扨、先日記した金沢西養寺の続き。③~⑧画像。

ここの見どころは本堂に加えて鐘楼の美しさ。

拙寺のそれとは「雲泥・・・」といったら気の毒か。