天気晴朗なれど 海は意外に風強し

 朝からニュースでは「猛暑になる」ことを伝えていましたが朝一は墓じまいのためのあげ経、そして某港の埠頭に向かいました。尚墓じまいのご遺骨は拙寺一處墓へ。

 

粋狂舟遊び、お水遊びの類でしたら何ともよろしいことですが法務の為の乗船でした。

海洋散骨に携わっている知り合いからその日の同行を依頼されていたのでした。

気温がグングン上がって尚海に出られるなどの機会はそうはないことで有難い事ですが、法衣の着用とリラックスできない法務ということ、それに何より、あの気温はさすがにキツイ。

 

また、船は10m近い風、船は相当に揺れました。

船長は「本日のキャンセル」も頭を過ったそうですが日程が詰まっていたため強行したとのこと。

まぁこの手の自然相手の仕事での判断ミスはそういった時に起こるものですからね。

 

そして私、沖縄辺りでの大きなデッキのある船(漁船)と違って裸になってひっくり返って居眠りなどできるワケにいきません。

また法衣でよたよた、挙句転ぶなどするのはあまりにも無様、持ち物も多様、色々配慮が必要な空間でした。

 

帰宅してから睡魔に襲われしばらく寝床に転がって日中の爆睡を。これは久々に大海原に出て頭の中が揺すられ、いわゆる船酔いになったかも・・・と言うと奥方が「それこそ熱中症だろ」と。

なるほど、炎天下で法衣を着て、非リラックスの環境で、大いに揺さぶられる・・・まぁ普通の生活では味わうことができない、シチュエーション。

もう若くない・・・のかも。次の機会は息子に頼もうか・・・

 

この梅雨ってこれからどうなるの?という疑問。

一時的な梅雨の晴れ間であってこれが終わると長雨に突入するのか・・・そしてもう一つの疑問は・・・6月中旬がこの気温だと盛夏は一体どうなるの?  です。

昨年は一度だけ浜松で40℃を見ましたが今年はその「40」の語がやたらと連発されるのかな?

何があっても驚きませんが。

冥途の土産ってヤツ。まぁ何でも楽しむことにしましょう。

 

④は港に到着後、まさに手の届くような場所にイカが。

一同「うまそう~」。「タイもいる~~」

人間なんて行き当たりばったりの煩悩のママ生きているのです。