金沢旧おがわちょう 来経寺 バッハに苦笑い

 

浜岡のホールを行ったり来たり。日中は殆ど外に出ていました。安定したお天気で申し分なしの感、有り難いことです。

暑いだ猛暑だとニュースでは騒いでいましたがそう大したことなかったような。

メディアはいろいろ煽ってくれますね・・・

 

昨日、私が「いつもそうだったっけ?」と気づいた事。

ホール出立直前には大抵、ミュージックオンの演出があります。

相良の某ホールでの当流の恩徳讃には耳に馴染んだところではありますが、やはり昨日朝、BGMの数曲が流れていました。

私はその曲に思わず苦笑いして溜息・・・といっても心の中でですが。

その曲名のトップバッターが「アベマリア」そして最後の曲がバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」でした。
仏教の法縁に「それ選ぶ?」と首を傾げその疑問が沸きましたがあまりにもノー天気ながら「それらしい曲」であることは違いありませんね。

私はその流れに身を任せるだけですが、他のお寺さんたち、疑問に思わないのでしょうかね。

こういう場、日本的、仏教的儀礼に相応しい曲が見当たらないということでしょうかね。まぁ、どうでもいいことなのでしょうが、施主に選ばせるなど一手。

私は施主の趣向というものもわかって面白いと思うのですがね。

「それ」用に作りこまれたセットを安直に流すばかりでは・・・

 

扨、昨日記した卯辰山山麓寺院群の一つ来経寺を(場所はこちら)。ちょこっと覗いただけですが。

場所が傾斜地だけにあの能登半島沖地震では塀が崩壊するなど被害があったとのこと。