昨日も天気に恵まれました。
私は一日中大工仕事&各塗装作業。
塗装作業は経年によるメンテですが大工仕事はこの寺に住まえば死ぬまで続く私のミッションといった感じ。
庫裏はオンボロで毎晩やたらと哺乳類・・・ネコです・・・が闊歩します。時に複数で歩いています。
父親が相良に来たばかりにネコが屋根裏で子供を産みましたが壁と壁の間に子ネコが落下、それらを救出するために壁を壊したという経緯もありました。
ということで今日こそ・・・庫裏の本堂側、ひさしと屋根の間に出来た空間を何とかしてやろうと脚立で私も屋根とひさしの間に。
材木を幾度も切って調整しながらなんとかその開口部を塞ぎ切りました。
そこからは絶対に出入りは不可能と満足したのも束の間、夕刻にシャワーを浴びてのんびりしているとどーんと大きな音がしたのち屋根裏を歩く生命体。
彼らの能力は完全に私の上を行っています。
屋根の張り出し部分をよく見るとひさしの付根に10㎝弱の隙間が満遍なく空いていました。
徒労に終わった感が満ちて、疲労は倍々増。
彼らが天井裏でドタバタすれば私は咳、奥方はくしゃみの連続。古い家は不健康そのものです。
古いモノは大好きなのですが・・・
以前の土蔵の整理で肺を夫婦で痛めてしまいましたが、あれ以来、埃には滅法弱くなりました。完治はしないようです。
古いもの巡りに出かけることができない現状ですが、どうやら以前と違って「えい、やあ!!」の勢いがやや消沈してしまったよう。
それを人は「齢」と言いますね。
そろそろそれを認めなくてはならないかも・・・昨日も久しぶりに脚立からバランスを崩して落ちました。
落ちた場所が本堂の廊下で何もない場所。
ラッキーこのうえなしですが。
しかし脚立というものを舐めている傾向がありますね。
少々反省しました。
扨、柳生街道を歩けば古いモノとの出会いは豊富(柳生陣屋等)。
そしてこんな場所に八坂神社?と立ち止まったのが上記画像。
柳生家所縁の神社といいます。
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