梅雨入り前の晴れは貴重です。昨日も晴れ。
この恩恵を享受せずして境内でもやもやしていることはあまりにも不健全・・・とばかりに息子のいる浜松での雑用を思い出し無理やり出立。
彼は夕刻には法務に向いますが、さっと行ってさっと帰ってこよう・・・ということで東名に飛び乗りました。
三方ヶ原スマートで降りて正義の墓参(宗源院)はパスしつつ佐鳴湖方面に向かいました。
そこで奥方指定の店に入りました。
私はいつものように途中で外に出て屋根が有る日陰の店の出入り口前に車を移動しました。
車の中の気温が上がりますから窓を開けリアのハッチを開けるなどして奥方を待ちました。
しばらくたって奥方がリアに所望した品を載せてから、「コレこんなのでいいの?」と。
廻りこんでみると左側後輪を指指していました。
それは明らかに空気圧が低下している様。
目を疑ったのは、先般息子が新潟に行くにあたり空気圧を点検しそれぞれに空気を充填していましたので。
そして更に目を凝らしてみると①の如く、1本の金属物質がその存在を主張していました。
因縁の「因」がここで判明したわけですが、今残る空気圧で何とか対応のできる店を探そうと駅方向に走り出しました。
その因果の「果」を与えた因縁の「縁」について車中で推測問答が始まりました。
私は息子の「新潟行脚」を主張しましたが、それはそれ以来この車を使用していなかったからです。
助手席で暇にしている奥方が息子にもメールしたその応答が「今日踏んだのだろう」(よって責任はない)でした。
私はそもそも距離が違うので確率的に新潟行脚だろう・・・と反論していたわけですがもはやどうでもいいことです。
とにかく早いところどこかで対処してもらわないと最悪の事態になることは必至です。
空気が抜ききって走り続ければタイヤは再生不能になりますからね。一刻も早く早くという気持ちでした。
隣の奥方に最寄りの「タイヤステーション」を検索してもらって、飛び込んだのが某チェーンのカーショップでした。
これでひと安心とその金属の様を見てもらうとそちらの店のルールでこの手の修繕はしないことになっているとのこと。
唖然呆然でした。
やはりあとあと発生しうる不都合について責任がとれないということか理由だそう。
むしろ良心的な店と思い退店しようとすると、「対応できなくてごめんなさい、せめて空気の充填だけでも」と取り敢えずの間 走行できるよう補充してくれました。
正規の空気圧とまでは行かなかったでしょうが簡易充填機で3回も。
走行中奥方が隣で「ガススタンドにでも飛び込め」とコーチングしてくれますが、設備が完璧なタイヤ屋で不可となった事実からできそうなタイヤ屋を探そうとさらに検索依頼。
次の候補を見つけ電話連絡すると3時間待ちで対応可とのことでした。
よってさらに別のタイヤステーションに目的地として照準を合わせました。
するとその途中、前方に別のタイヤステーションを発見。
とにかく「突っ込め」とばかりにハンドルを切りドックのお兄さんに「タノム~」。
「開けて見なくちゃわからない」との見立てには「そりゃそうだ」と全面的にまかせることに。
タイヤをホイールから外し内部の状況を確認してからの作業になります。
時間は1時間少々、金額は5500円で今回の「罠」-トラップ-は脱出できました。
今回もタイミング・・・Good。すばらしい。
もしやこの車で深夜奈良方面に向かっていたとしたら・・・想像するだけでも恐ろしい。
前回の奈良での右往左往が頭を過ります。
バッテリーの次はタイヤでした。車のメンテでも基本中の基本。何ごとも高を括ったらヤラれます。
また後部トランクに「スペアタイヤがあるじゃねぇか・・・」の発想は新たに「甘い」ことがわかりました。
私の車のアルミホイールは純正ではありません。よって、薄型のレンチでなければソケットが入らないことがその際わかりました。
早いところ薄型の十字レンチを所望し車内に携帯しなくては・・・
昨日は「何処にも行かないのが一番」くらいのことを記したばかりでしたが、本当にノーケアのノー天気、危ない危ない。
私から目が届きにくい助手席側後輪ということもありました。恐ろしや。持つべきものは機転の利く奥方様と謙虚な姿勢での点検目視。
前輪だと気づくのは案外早いかも知れませんが、最悪はハンドルを取られますからね。
そこで良かったOK OKと無理やり承引。
そのために何もできずに浜松から帰還しましたが・・・。
たれがどこでどう、その果を拾ったかはどうでもいいこと。
私の宿業もありますが因縁果・・・リスクはどちらにても隠れていますね。
本当の不条理を味わうのはまた別の機会に。
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