ユリと栗の花とネコたち

大袈裟な言い回しかもしれませんが、気絶するほど時間の経過が早い。まるで今さっきまで気絶していたかの如くの浦島太郎状態。

このザマでは私の「その時」もあっという間でしょうね。

その短い時間に各病に、つき合わされてさらなる辛苦の終末となることでしょうが、その私が承知している「苦」のうちでもっとも頭に残存しているのが痴呆症のこと。

 

昨年の盂蘭盆会のご挨拶の書面ではその「病」について私なりに記していましたか今年七月の盂蘭盆会法要でお迎えする方のお話のテーマもそれになります。

その方は医師に「認知症」を宣告され、自動車免許証を返納されていますが、「これ以上の症状進行の前に」と皆さんに聞いてもらいたい事があるとのこと。

それなら是非にということでお願いをした次第です。

「既に認知症」と奥方から日々罵られるほどに覚束なき私ですが、その予備軍であることは必定、耳を澄ませてお聞きしたいものです。

 

扨、奥方は早朝起床して殆ど一日中子ネコの世話。

昨日は未熟ネコ、一向に体重が増えない「チビチビ」とついでに残りの3匹を獣医の元に。

その未熟児は飲み込みに障害があるかも知れないとのことで、今は地道にミルクを強制的に飲ませ続けることが肝心と。

「如何にも異常」(獣医)で自然世界ではとうに淘汰されてしまうレベルなのでしょうが、奥方は「生かしたい」気持ち一本で気張っています。ダメ元です。

背負いこんだ事案ですから、やれるところまで・・・

 

画像は昨日の拙寺のユリの見事と栗の花。

栗の花が落ちる候・・・梅雨入りです。

そして招き入れたキイロシロにとり付く子ネコたち。

チビチビは蹴とばされてお乳も飲めません。母親も放棄しているが如く。

他の三匹は離乳食OKですから一番に飲んでもらいたいのですが。