矢田町通 浄土宗実相寺 十三重塔 奈良県史から

昨日の庫裏の気温は22℃。

当地は他の東海地区の中、最も寒かったようで外気は20℃を割っていたかも知れません。

一日中小雨交じりの曇天、私は近隣ですが法務で動いていました。

 

先日、葬儀担当者から聞いた話。

その葬儀社は各所数件のホールを運営していますが、幾度も夜盗の忍び込みに遭遇しているとのこと。

「誰も居ない」と踏んでの侵入、金品を探索しようというものでしょうが、葬祭場におカネを置いたままにすることなどありませんからね。短慮で不思議な冒険者です。

時にそちらにいらっしゃるのはご遺体の安置があるくらい。

よってその残念なチャレンジャーのすることは・・・僧侶控室にて厨房などから探し出した菓子類を喰い散らかして帰る・・・といったところ。

いずれにしろガラスを割っての侵入者ですので厄介なことになりますね。今はどちらもセンサーやカメラで防御態勢を整えているようですが、先般は外部電源を落としてからの侵入だったそう。

カメラの設置場所と電源について再検討しなくてはならないようですね。外壁に付くブレーカーへの防御も不可欠。

 

扨、大和郡山の矢田町通なる町名があります。

丘の上に矢田町という矢田寺からとった地があって紛らわしいところですが、昨日の新紺屋町の近くでいわゆる城の外堀界隈、やはり浄土宗の実相寺(場所はこちら)をお参り。

そちら境内には凛々しく聳え立つ十三重塔が迎えてくれます。

鎌倉時代後期の造立とのことで市の指定文化財に指定されています。

奈良県史から転記します。

「花崗岩製、高さ4m 塔身の四方仏は釈迦・阿弥陀・弥勒・薬師

~屋根の軒下に一重の垂木型を作る。軒厚く両端への反りの確かさと下屋根石から上層屋根への逓減率もみごと」