息子から土日の静岡市内での法務(通夜・葬儀)にピンチヒッターとして出仕できないかとの打診が。
息子の友人から息子の代務を依頼してきたのですがやむなく
私に振ってきたのでした。彼には浜松での法務の予定があるそうです。友人への義理を果たすためですね。
私は土曜午前は拙寺本堂で法務がありますが、通夜ならば間に合いますし日曜はフリーでしたので取り敢えず了承しました。
取り敢えずというのは先方(そもそも法務の依頼を最初に受けた息子の友人の寺そして施主)が「それでOKなのか・・・」ということですね。
私もどういう立場にて(拙寺住職を名のって名刺など渡すのか、先方の寺の僧侶としての出仕か、またハナから代務寺院として伝えるのか・・・)式を進めるのかハッキリさせる必要がありました。
するとその後、息子から先方の寺が「住職(オヤジ)に来ていただくのは申し訳ない」ということで今回の話はなかったことにして欲しいとの連絡を受けたとのこと。
息子は(私を派遣させて)「何をやらかしてくれるかわからないので、これで良かったのだ」と。
私は「イカれたやらかし屋」であることは否定しませんが、それを指摘して他の目を気にするようになったというところ・・・彼は有難くも大いなる成長があった・・・のかも知れませんね。
まぁそれは隔世遺伝かも。父はいつもそれを心配していました。
扨、昨日は午前午後にかけて(お昼抜きで)上水道パイプと排水溝の修繕を仕上げました。
少々詳しく記します。
上水道のパイプ接合は業界で云われる「地獄配管」です。
ストレートの配管で上下流の間隔が短くまた狭小な場所の接合のことですが、地獄の如く難儀することからそう呼ばれます。
現状水道管は塩ビパイプが主流になっていますが切断後のその接合には同素材のソケットというパーツを使用します。
しかしガッチリ固まった上下流のパイプにそのソケットでの接合は基本的に不可能です。
片方に接続したとしてもその片側には26㎜程度の接続部分がありますので・・・
私が学生時代に水道屋でバイト(日当4000円)をしていた頃は塩ビパイプをバーナーであぶって、たわませてから差し込んでいましたが、それは最終手段。
まずは①の如くエルボとソケットで振ってから接合する作戦をとりましたが、コレは上部からの差し込みが(上下流同時挿入)
その上部に走る排水パイプのためにできません。
よって横からの作業になりましたがそれでは力が入りきらず完全な挿入(双方26㎜程度)とはなりにくいのです。
①の場合は上下流とサイド側を多めに掘っての作業。何とか配管できたところです。
それと同様の方法で会館側の排水溝内で作業を始めましたが、こちらはより狭い空間ですから接合不十分となって漏水がぽたぽた。それによって数日間作業を中止していました。
パイプを熱で曲げることは猶予して私は初めての使用体験を・・・ということでネット上からユニオン(鋼製)なるお高いパーツ(送料込みで3000円弱)を取り寄せたわけで。
一般に市販されている安価な塩ビ製ユニオンは埋設不可とありました。
その鋼製ユニオンは大径ボルトネジ式、そして少々双方パイプに角度がついていたためなかなか接合できずに難儀しましたが、奥方の手伝いもあって無事接合完了②③。
排水パイプはこちらは掃除がしやすいU字溝に変更しました。
ホームセンターで購入したグレーチングをカット、設置しておしまい。勿論U字溝も溝にあわせて切断しました。
少々段差がありますが、出っ張っているよりはマシです。
それはいずれ適当に解消努力しましょう。
とにかく大雨予報がありますので事前に、ということで。
「プール」発生の有無、その確認が楽しみです。
しかしまぁグレーチングの高価な事。
大抵が90㎝長ですが(幅は2番目に小さいものを使用しました)4000円オーバーです。
街路や公園の溝の蓋部分に多く配されていますが、それを夜な夜な、かっぱらいの輩が頻繁に出没しているというのも頷けます。
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小山昭治 (土曜日, 17 5月 2025 08:58)
お見事! 大したものです。雨が楽しみですね。
今井一光 (土曜日, 17 5月 2025 17:54)
ありがとうございます。
朝からの雨、おかげさまで排水の件は完璧でした。
万が一、漏水に気づいた時、また何とかしようと思います。