午前は法務、読経中に今年初、「暑い」を感じました。
こういった気温が続くのならば扇風機を出さなくてはならないでしょうね。
先日ストーブと温熱マットを片付けたばかりのような。
梅雨寒というのもありますが・・・
夕刻に奥方を誘って散策に出向きました。
先般大河ドラマにて史料館の文書が紹介されていましたがその中で「蝋 ハゼ」と赤字で強調された箇所、劇中平賀源内の台詞で「この辺りにハゼを植えて・・・」と相良川左岸を指している図がありました。
それを視聴して「そういえば・・・」とかつて私の記憶に残っている川の右岸を歩くことにしました。
こちら川の右岸は一昔前は段差も浅く、川岸には木々が茂っていてかつ大雨の際には水が溢れてしまうような場所になります。
本通り側からの細長い敷地の裏側にはこの川の流れが迫っていたといい、整備がされていない頃には子供の水難事故などがあったことを聞いています。
数年前の台風による大雨で、「死ぬ思いをした」という方が出てから抜本的な改修工事がなされました。
その工事以前にはこの護岸には桜とハゼ(ナンキンハゼ)が列を為していたわけで(記憶違いでしたらごめんなさい)、私はそのハゼの姿を久し振りに目にしようと向かったわけです。
ところがその改修工事によって殆どが伐採されてしまっていました。
「防災」の語は天下御免、その言葉には勝てません。
伐採に対して反対意見もあったようですが、それには承諾する他の選択はないというのは世のならい。
致し方ないことでしょう。
やはりり一つも残っていなかった・・・と残念無念と今来た仙台河岸辺りに左岸伝いに戻ると、奇跡的というか1本だけナンキンハゼ(少々自信なし)が護岸に⑪⑫。バックに湊橋が見えます。
今節中学校のプールを撤去して駐車場にした場所の真ん前でした。
秋以降、(ハゼの)実が付けばナンキンハゼで間違いないところですが・・・その前に花が咲きますからね。楽しみです。
ただし古文書にあるハゼとは異種でしょうね。
こじ付けになるかもしれませんがこの実からも蝋は取れるようですから、もしかして・・・とは思うところ。
種子は殆どが川の流れに落ちるか鳥たちによって運ばれ種の継承があるものですが、かつての護岸のナンキンハゼの木々はいかにも人為的、どなたが植えたのでしょう・・・
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