前線の通過に伴う荒天は夕刻からでした。
朝から榛原病院の内科の待合室へ。
先般の叔母の緊急事態に始まったドタバタの取りあえずの締め、医師からの病因判定の日でした。
ちなみに以降叔母の施設での生活は「至極元気で以前と変わりない」とのことでした。
内科医の判定は「総胆管結石」とのことで胆嚢そのものにも数個の結石があるとのこと。「詰まっているから痛い」と。
先日の胃の内視鏡検査で異変が認められなかったことから原発箇所はもっと深いということで合点していましたが、気持ちとしてはスグに判明して良かった・・・と一応の安堵。
「吐血した」と皆さんも私も思い込んでいたのはおそらく胆汁だったのかも知れませんね。
問題は「90歳 さぁどうする?」ということになりました。
施術としては胃から十二指腸に内視鏡を入れ十二指腸に飛び出している総胆管の主乳頭を切開してバスケット状のものを挿入して結石を引き出すというものですが、切れば細菌感染その他様々なリスクは「あるにはある」とのこと。腸から近いという指摘もありました。
私はそれでも「やりたい」と言ったため外科に転送されることになり今度は内科→外科の待合へ。
外科の医師も同様の意見で「若ければヤルが」と前置きして、一応内視鏡施術の先生の意見を聞くということで、さらにそちらで待つことに。
結論はやはり年齢的な理由で「手術をせずに経過観察」ということになりました。
胆嚢に「現物」が数個存在していることから総胆管結石(2個)を排除したとしても「また降りてくるかも」ということを指摘していました。
選択肢としては①ストロー状のバイパスを通して結石を迂回、胆汁の停滞をなくすこと(主乳頭は切開しない)②前述の主乳頭を切開して内視鏡施術③開腹手術で結石とともに胆嚢そのものを切除・・・です。
①は数カ月おきに「ストロー」を交換しなければなりませんので論外ですが②か③の選択を念頭に次に症状が出たら(考える)・・・と様子見することになりました。
施設からは「症状が出たらまた連絡します」とはいいますが、連絡されたとしても結石ですから痛みのみ、鎮痛剤投与の対症療法しかありませんからね。
ただし高齢とはいえ「痛い」との主張は放置できません。
10時からのチェックインで終わったのが12時30分。
くたくたになりました。
驚いたのは内科の待合ブースに拙寺ご門徒さんが2名いらしたこと。
20数名の方々がそちらにいらしたわけですが、高確率の遭遇です。あちらの内科ではどなたかとよくお会いしますね。
あとから「どうしたの~」となってその説明をするのも面倒。
とにかくも病院の待合での時間はまったく、徒労と無意味を感じてしまいます。
いい加減カンベンして欲しいと思うところですが、そうしているうちに私自身のことで人を待たせることになる・・・
順繰りの責任とは言え、私の場合、多すぎのような。
①は内科医で戴いた解説図②会計時はロビーに人は居ず③会計は80円 内科医外科医内視鏡医の見解を聞いて・・・長生きすれば国に面倒をかけさせることができる(当然の権利)・・・みなさんガッツリ長生きしてください。
帰宅後奥方はまだまだ奔走。ネコを一匹獣医のもとに。
よって夕食はレトルトカレー④。
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