野良ネコとのイタチごっこと朝刊一面のへ~え・・・

ハリウッド俳優の真田広之の「SHOGUN」エミー賞18部門受賞の衝撃、いずれその作品は視聴できるはずでしょうが、私はHDに入っていた「ラストサムライ」を流し視聴しました。

時代背景が明治初期とあって私のあまり好きではない時代ではありますが。

渡辺謙の渋さは当然ですが真田広之もなかなか良かったです。

尚、最近司馬遼太郎の「坂の上の雲」が再放送されだしましたが

そちらは興味の外。

 

ここ2~3週間、私の板っ切れを集め、また購入に走ってのDIYあれこれはネコ対策でした。

ある晩本堂でネコ(当家では「キイロシロ」と呼んでいます)と出くわしました。

大雨と雷の日でした。

 

当初は北側の障子を破いて侵入していましたが、その破損個所を修繕していくに従って侵入箇所は移動。夜間の安眠はココとばかりに定着が進んでいるよう・・・

修繕すれば破かれ―修繕してまた破き・・・というまさにイタチごっこの様。

数日前に遂に本堂正面右側を突破されたため、裏側より板を貼っり準備が整うまで保留にしていました③。

北側の障子に新たにヤラれた箇所がありましたので「そちらからどうぞ」の勝手にしやがれ・・・です。

 

ところが昨日の朝、正面を見ると⑤の如く酷い有様に。

これにはまったく卒倒しそうになりました。

というのは午前11時の約束で静岡の案内誌の撮影があったからです。

⑤の図をそのまま画像とすることはどうしても許容できませんでした。

方策としてとりあえず障子を切り貼りして誤魔化すか一気に板を貼るかというところでしたが後者を選択。

 

9時前からサイズ通りに切った板を貼り付けて塗装。

突貫工事により午前中でヘロヘロになりましたが、取材の時間には何とかギリセーフでした。

奥方も相当疲労したよう。「とっ捕まえて開きにしろ!!」

 

⑥はとりあえずの様ですがネコにとっては大した障害でないかも。足が掛かりますのでその上部の障子部分が心配です。

もう少しばかり板部分を上部に積むことも思量中ですが。

正面中央⑦は夜間当分の間は閉めておくことにします。

 

現在、来年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」に登場する「田沼意次・意知(おきとも)・意致(おきむね)」に関わる当地相良にスポットが当たることはもはや必至とばかりに史料館を通して拙寺へのメディア取材や直接来訪される一般の参拝者が増えつつあります。

千載一遇の町おこしと周囲も盛り上がりが見えてきました。

どう転ぶかわかりませんがうまいことやっていきたいですね。

 

最後の画像は昨日朝刊のトップ。

うやむやになった感があるそれですが・・・「へぇ~ そうだったのね」。