室生寺奥の院へ 杉の生命力に空気 そして墓塔たち

「このほど 運動会に行ってきた!」という拙寺世話人様からその件窺いました

父兄としてではなく来賓としてですがそれまた大変なお役です。それを労うと「午前だけだよ・・・」と。

「何しろ運動会は変わっている・・・」ようです。その開催時節も?でしたが。

 

私の運動会のイメージとしては小学校時代なら母や祖母などが待つ父兄席にてお昼ご飯を食べることが思い浮かびますが、今はそのお昼ご飯に親たちが来ることができない子供たちへの配慮か「昼にて解散終了」となっているよう。

共働きの家庭では会社を休んでまで子供の運動会に参加しようなどと思う奇特は無くなったということでしょう。

 

内容も個人の優劣を決めるものではなく、団体の競技、演技が主だといいます。

それではハッスルする子供たちの様を見ることができませんので面白くなさそう。そういう時代であるとはいえ、子供たちもそれでいいのでしょうかね。

 

運動競技の優劣をすべて他者の排除、弱い者いじめ的弊害として結びつけてしまうのは少々やりすぎの感。

ハードな競技を無くしてしまえば子供たちの怪我防止にもなりますから、管理者(学校・先生方)としてはその方がラクなのかも知れませんが。

 

私個人の運動会の思いといえば、前日に眠れなくなるほどハイテンションになったものです。

短距離徒競走もそうですが、高校時代は100、400、リレー、1500などありったけの競争に出させてもらって、悦に入ったものです。

大学時代も、社会人になってからも地区の運動会には顔を出すなど秋のお楽しみの一つでしたがそれが無くなっているというのは「つまらねぇ~」の一言でしょうね。

まぁ、当時から運動会、スポーツなど大嫌いという子供達がいましたから、そういう人たちからすれば「ああよかった~」なのでしょうが。

何がいいのかわからない・・・

 

扨、昨日記した室生寺奥の院の階段を見て、よくもまぁ奥方が淡々と登っていたものだと感心させられましたが(そのあとの長谷寺の上りには文句が出ていました・・・)やはりそちらまで行ってこその室生寺です。

 

やはり杉の大木の威風とその空気の良さ、行ってみなくてはわからない。途中ここかしこに見える五輪塔ほか石塔に注目しつつ。

 

①画像奥に見える五輪塔と②③は同じ。

大木といえば杉ですね。

松は短命、杉の偉大さを目の当たりにします。