昨日は人心に付け込んでホストクラブの無茶な金額のツケ(売掛金―殆ど言いがかり)によって身心ともに縛り上げる荒稼ぎの件について記しましたが、昨日破廉恥事案で逮捕された(要は痴漢)容疑者が放った言葉が「記憶にない」でした。
よく耳にする「身に覚えはない」と同等、つまるところ「知らぬ存ぜぬ」。否認ということですね。
その破廉恥の言はまた最近国会議員殿が連発する自己保身の用語。スバラシイお頭の中身なのか大臣様(職)への余程の執着心からなのかは知り得ませんが苦笑する他はありませんね。
ただ哀れな御仁として。
それにしてもおエライ様方々筆頭に何か都合の悪いことがバレた時はソレ、とばかりに国民一同ピンからキリまでその語を咎の免罪符が如く吐かれてしらばっくれる世の中・・・せめて「バレたら責任」の心は最低限持ち合わせていただきたい。
扨、昨日は丸根城の主郭について記しました。
一概には言えませんが、城郭の鬼門・裏鬼門を探索するというのも放浪の一つのパターンです。
特に領主系の安定期があった城には菩提寺たる寺を建て、お気に入りの僧を招くというのもその家のステータスとなります。
その丸根城の鬼門(北東)方向を見やれば浄土宗の心学院というお寺がありました。
丸根城を南西に見下ろす台地には野見の墓域がありましたが
むしろこの辺りに寺があればまさに磁針通りの鬼門となるところですが微妙に北方向にはズレはあります。
その手の事は結構イイ加減でアバウトに「鬼門除けです」といえばそれでOKのようなものですし、その野見の墓地には卵塔が見えましたので古くはこちらに寺があったことも考えられますが・・・
まぁ心学寺は浄土宗の寺で代数も重ねた古い寺。
城主の松平系を思えばその菩提寺ということも有り得ます。
山号の「庭松山」の「松」もそれを示唆しているようですね。
西向きの本堂入口門前から南方を望めば丸根城の小山が見えます②。
境内の石仏を拝見すると名号の碑が目に入りますが蓮台の上に円柱形のそれは珍しきもの。
他に多くの古仏にお目にかかることができます(場所はこちら)。
大型・小型の宝篋印塔残欠はまさしく領主系を連想します。
住職のお話などが聞けたら良かったのですが・・・。
何事もタイミング次第ですからね。
「心を学ぶ」心学寺。
自分の心に問いかけること多々あります。
私も御一同同様、見苦しい限り・・・。
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