矢作川狭小「鵜の首」に丸根城

小雨の朝でしたが法要終了時にはあがってお墓参りも難なく終了することができました。

無風という条件は何より有難いことでした。

施主は「いつも法事が雨 私は雨女」と呟いていました。

私は「たまたまですよ~」。

空気の流れのローテーション。巡り合わせ・・・どうしようもないことだと。

お話は名号の「南無」について。

(ありのままを受け入れて)「まかせる」「(できないことは)頑張らない」ということ、そして「煩悩具足」の私ですがそれを身に纏っているのではなく「私こそ煩悩(そのもの)」であること、よって先生たちがお好きな言葉「人事を尽くして」の「人事」とは結構イイ加減なもの。

清沢満之の「天命に安んじて 人事を尽くす」・・・この天命こそが阿弥陀に「まかせる」でした。

立ち止まって考えれば毎度私のお話は同じようなものですね。

また、御文の添えに歎異抄四条の拝読も。

 

扨、先日記した矢作川の細く川幅の狭い「鵜の首」。

その東岸の丘が丸根城になります。

①~④が矢作川側の崖になります。今は道路が走っていますが矢作川の最狭小部といいながら堀としての機能は抜群。

こちら側(野見)南西方向からの要害性は十分ですね(場所はこちら)。

 

さほど高さはありませんが整備が行き届いた城跡は見事。

まず大きな空堀がお出迎えしてくれます。

それは北側住宅地側からも同様ですが私が知らなかった城だけに感動ものでした。

 

例によって城郭大系。本編には無し。

その他の城郭にて。

229丸根城 豊田市野見町

「丸根宗勝在城。 

現在は畑地であるが幅7m、延長100mほどの堀が残る」でしす。石標には丸根宗勝の名は記されず松平系を示唆するものでした。