昨日はがんという厄介な病について記しましたが、厄介な病は何もそれに限ったものではありませんね。
報恩講の用意で本堂に婦人部の皆さんが集まっていましたが、あっちこっちであそこがわるいここがダメの声が出ていたといいます。
中には心臓、脳溢血などの血管系にがん以外の病で「結構重い」人の話を聞きました。まぁご門徒さんではなくご近所の方でしたが。申し訳ないことですがついついご門徒さんでないことに対して念仏を唱えてしまいます。
まぁ齢を重ねての寄合はまずその手の話になるというのがそのパターンですね。
他人様からその人の死因について語られる時、どういった不摂生が原因か・・・など踏み込んだ一方的推測がなされることを承知しています。
以前亡くなった方は健康そのもので突然体を壊したかの如く亡くなりましたが「タバコも酒もやらないのに」などと嫌味にも思える言があったものです。
90を超えて「老衰でした」の談には敬意を表して納得していただけますが、今や70~80前半などの年齢での死はいろいろ詮索の対象になるようです。
いつ、どのように死ぬかなどまったく勝手なことではありますがね。
人間は人との関りあってのものですからそれも受け入れていかないと・・・
まぁ人の目、噂の類は厳しいところですが、あくまでも一過性。
スグに忘れ去られますから無視のレベルでよろしいかと。
しかし100歳前で老衰で息を引き取るなど仕合わせの極みです。先般その方の遺骨は曾孫たちが競うようにして納めていました。
先日も記しましたが「ありがたし」(歎異抄4条)ですね。
扨、本日も昨日に続きまして・・・著名な庭園ほか武田らしさ溢れる品々のカットを。
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