夜間、学校のプールのフェンスを飛び越えることは私も何度か記憶に残ります。
いずれも許可を得て使用したグラウンドでのサッカーや野球、ソフトボールの球がプールに入ったことによる回収です。
えいやぁとばかりにそちらに「侵入」するわけで、その目標が達成されれば何事もなく退出することになります。
そんな際、どなたの許可も得るワケでもなく当然の躰でその仕事を達成するワケですが「ひと泳ぎして帰ろう」などの気はまったく起こりませんでしたね。
先日はどちらかで体育館でスポーツ後(許可あり)にひと泳ぎということでプールに(許可なし)入って何故か気の毒にも亡くなってしまった若者の事例がありましたが、学校側の管理責任に関してはさすがにゼロでしょうね。
昨日はトイレの水道代についてケチなことを記しましたがプールの水となると大変です。
学校のプール担当の教師の責任を追及されている事案があります。
川崎市教育委員会が多摩区の稲田小学校のプール管理作業で誤って流出させてしまった水道代金190万円のうち半額の95万円をその小学校の校長と注水を担当していた教諭に支払いを求めたとのこと。
それはいわゆる止水を忘れていたという部類の凡ミスではなく機械操作のうえのミス(アラーム音に反応してブレーカーを落として対応したため止水不能になっていたそう)で専門外のたまたまプール担当になっていた教師に責任を押し付けて円満解決としようとした厳しい市の姿勢に対してやはり「気の毒」を思いました。
気の毒なのは教師と校長。校長なんてのは管理責任者という立場上の理由だけですからね。
そもそもプール担当教師にプール操作マニュアルを提示していなかったようですしそれを教師に責任を負わせるのは酷すぎますね。
ただでさえ大変な教師の時間、夏のプール授業用の管理者として奔走しながらその損失について支払いを強く言われるのなら・・・
いよいよ子供たちに「教師なんてやるな!!」と教示するしかありませんね。
一般の教員職務にいっぱいいっぱいになっている教師のことを考えれば専門に機械操作を熟知したプール管理オンリーの作業員の雇用を検討すべき。
それはそれは190万円の損失について市民に「ごめんなさい」を告げる立場もあるでしょうが、その鬱憤の捌け口としてを二人の教員を指名、背負わせることが「道義なの?」と聞いてみたいところ。
扨、連日の北野天満宮ですが、私があそこをブラついた理由は御土居のケヤキの大木に会いに行くが主眼。
上部に枯れが入っているようでまさに老木の様。
秀吉時代辺りからというものの菅原道真の歌で特に有名な「東風」の名がつけられているようです。
「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 ~」
これも道真の心境、気の毒になってしまう歌でした。
御土居はかなり深い。
コメントをお書きください