糟谷縫右衛門旧邸長屋門は小牧陣屋から

一昨日はカモの件「人のイイ」―お人よし―種類の人間をターゲットにひと稼ぎするということなのですが、実はその「お人よし」と評価される方と言うのは概して真面目な方です。

 

そのマジメにも色々ありますが、それは大抵「真っすぐで堅実、フェア」な人と思うところ大。

また「真面目」に聞く、信じてしまう立場にある・・・という場合もありましょう。

 

一方的な御説に耳を傾けるのは営業セールスと顧客の関係でそれが悪質な詐欺的なものか、商行為として許容できるものかという違いがありますが、今世間で話題になっているのが悪辣な自動車屋さんの常習的な悪業です。

車が好きな人は多くともメカニックな少々込み入った話となるとプロの御説を信じて「おまかせ」する他はないですからね。

顧客を騙し、保険会社を騙しての会社ぐるみのぼろい稼ぎ。

それら国土交通省と金融庁の管轄となりますので話はますます大きくなってきました。

 

表に顔を出してこない社長さんから「給料返上します」の談がありましたが、その程度のことでケリを付けらると思うこと、それもかなりの認識不足というか大間違いでしょう。

早い火消しが功を奏したかどうかわかりませんが、会社ぐるみ、いわゆるそれが社風でしたらムリだったのかも知れません。

 

弁護士を侍らしての謝罪記者会見など催して深々と頭を下げるといった例のありがちなイベントも未だナシですからね。

「あの業界はそんなものなんだ~っ」と世間に知らしめてしまったというか、ハッキリ言って前代未聞のような無茶苦茶な会社の有り様です。興味深く、そして静観したいところ。

果たして会社として存続できるものなのか・・・インチキ・出鱈目むっちゃくちゃ・・・信じられない・・・の語しか出てきませんからね。

まぁ、どなたも怖くて寄り付けないのでは・・・あまり関わりたくない会社サービスでした。

 

扨、先日記した小牧陣屋

地元にはその陣屋から移築されたといわれる門が地元大地主で三河木綿の大問屋、糟谷家縫右衛門(代々の名のり)旧邸にありました(場所はこちら)。

江戸天保の頃に移築されたものといいますが、金物は大分錆による腐食が進んでいました。

三河湾からの風にのった塩分により痛めつけられたのでしょう。ここまで錆びさせると・・・近いうちにポロっと落ちるかも。

勿論古い「門」には高い確率で見ることができる、猪目の装飾を探すこと、それは忘れません。

 

たまたまその門のお隣のお宅が成瀬さんでした。