春日神社梶集落記念碑 梶金平信勝 孫根城

あの季節外れの「熱中症」が連呼された日から数日、気温は低下傾向に。中でも昨日は最も寒さを感じました。

ツナギの上に長袖のフード付きトレーナーを着込んで境内作業。勿論虫よけスプレーは欠かせませんが。

 

不思議なことにサクラ(ソメイヨシノではないかと・・・)が再び咲きだしました。

同じ枝に実がぶら下がりその隣で開花している不思議。

もう少しばかり申し合わせてみたらどうだい・・・と思うところ。

一月前に開花、既に散り終わったものと思っていましたので仰天させられましたね。

自然現象ですが一気に咲いて一気に散る・・・そういうものではナイのでしょう。

温かすぎるとサクラは咲かなくなるといいますが、彼らにとってはこの「冷え」こそが本当の春だとの主張か。

 

扨、昨日記した孫根城。

掲示板の通り、初代城主が梶金平信勝。天文年間の七代城主与吉郎信家の時に足利軍に攻め落とされてから本多氏へと城主が変わっています。城主が変わったものの本多時代に武田軍にも落とされていますので2度の陥落。

一見防御力がありそうな城ですが、大軍の人海戦術に成すすべは無かったのでしょう。

 

ここで既にお気づきの方がいらっしゃるとは思いますが、ここで拙ブログにて記した木戸観音梶金平勝忠の名を思い起こします。

そして本多忠勝との関係も・・・

 

まぁどのような流れがあり木戸観音にあの墓碑が残ったのかサッパリわかりませんが・・・

まぁ「梶」が「勝ち」にも音が似て尚その名が「金平+勝」の通字とあれば「かち」✖2で金色の輝き・・・至極縁起ヨシですね。

「ただ勝つ」の名を標ぼうする本多忠勝が梶一族を共にしたいという気持ちがあったことも。

 

城址へは春日神社の裏から②③。

各所に掲示板があって山城慣れされている方なら本曲輪まで楽に辿れます。

⑦の祠の上段が本曲輪⑧⑨。

⑩は下方を見た所。

 

下図は今朝のサクラの図。