城代橋を渡って 静岡市歴史博物館

これだけ温かいとあっちこっちと出かけたくなるというのが心情。春というと齢がいっているにも関わらずスタートの気分。生かされている有難さもあって心は軽くなります。

本当に「ラクになった・・・」それを思いますね。

あの寒い冬にはボヤキしかでてきません。

 

こういったお気楽を吹聴していれば今にピシッとやられることくらいは、だいたいの察しはついていますので自重しながらのステップを踏ませていただくことにしましょう。

 

あの3.11から12年も経ったというのもハッとさせられて、その件は毎年毎年耳にしているのですが・・・あの時のテレビモニターからの衝撃が思い起こされます。

忘れもしない、あの年は相良仏教会の会長として午前中は臨済の平田寺の本堂葬儀に参列、足のシビレと闘ってしばし、帰宅してから昼食後といったタイミングでした。

アホな私はあの時、相良漁港に「津波を見に行く」と鳴り響くサイレンの中、出かけましたが、その軽率を未だ恥ずかしくまた被災地の皆さんに申し訳なく思っています。

たまたまこちらではなく、東北地方の被災だったわけですべてを甘く見ていましたね。

何度も何度も反省に反省を重ねて成長していくのが人間ですが、「もう時間切れ」の声も聞こえてきそう。

少なからず、人間はみな「そんなもの・・・」と開き直ってはいますが・・・

 

扨、例の鳴り物入りでオープンした静岡市歴史博物館を覗いてきました。

私どもは、入館料不要の1階だけです。

1階の展示物の目玉は「戦国時代の道」・・・とやらですがこちらは建物の建築中にたまたま出てきたよう。

下まで降りるテラス風な作りはまぁ良かったですね。

その道がどう始まってどう続いているか・・・そんなところを考えると消化不良になりますが。

 

2階に上がるには別途600円の支出となりますが、ある人に聞いたところだとジオラマ、ミニチュア、コピーの類多しとのことでヤメにしました。

散策とトイレ休憩ということで利便性はあります。

1階にも展示物がありますが、すべて模造とモニターによる解説だけ。

2階に上がりもせずにまともに評価などはできませんが、何か「面白そう・・・」と思える企画が催されれば今一度行ってみようと思います。

 

①②城代橋を渡ってスグ左。晴れて温かければどちらに行っても最高の気分です。