順因寺境内から西を望む 山頂のはためき 山中城

先般数日間本堂にいらした(安置・・・)拙寺元世話人さんの本堂葬儀式が行われました。

昔ながらの手作り感満載で、突発事案発生も度々。

要は施主、参列者、お手伝い、そして寺すべてが慣れないそれに困惑する場面がありました。難なく対処はできましたが冷や冷やさせられるところも。

まぁ、コンビニエンスな微温湯に慣れ親しんできたせいでしょうね。

 

単に「手作り」「昔ながら」といってもやらなくてはならないこと多々。

「なるほど・・・」と思う準備不足と反省点が浮き彫りになりました。

今後そうは気楽に「本堂で~」という声が檀家さんからあがるかどうかなどわかりませんが、こればかりは場数を踏むこと大切。改善点を見直していかなくてはなりませんので良き機会を戴いたこと感謝しています。

 

強烈寒波襲来によってご遺体の状態は安定的を得ますが、何せ問答無用の寒さには堪えます。

当初通夜式にて使用するはずだったテントの設営に関しては施主より「クソ寒いのではそれはヤメにして庫裏玄関を受付にしてはいかが」との提案を受けましたので檀家さん選出の受付係の皆さんは助かりました。

ただし参列者はさぞかしキつかったことでしょう。

 

問題点は通夜の門前と境内の暗さ。

当然に境内不案内の方々もいらっしゃいますので困惑された方もいたそう。年配者への配慮の件、まったく失念していました。

受付の手暗がりの指摘もそう。

老眼鏡がないし暗いし、寒さで指に力が入らない・・・色々ありました。

次は何とかしましょう。篝火でも用意しようかしらねぇ。

カッコいい通夜になる・・・

 

昨晩は「柘榴坂の仇討ち」の2回目の視聴。

ああいった渋い映画を観ていると大河ドラマのチャラさ加減が際立ちますね。

日々ジジィ度が進む私。

 

扨、昨日記した羽栗の真宗寺院灸寺順因寺

境内から西方の山を望めば岡崎でも指折りの山城山中城が。

近年の整備に伴うお飾りでしょう、本丸辺りに旗印があるのが目視できます。

 

拙ブログでも城跡+寺院のセットの例は何度か記していますが、こちらもその例に漏れず・・・という感じ。

③の竹藪(右方)からが正攻法の登城口。

駐車場は吉良道沿い。施設の前にあります。