以前は小田原森林公園 小峯御鐘ノ台大堀切東堀へ再び

昨日ブログにて記した通り、小田原駅前に奥方を「放った」あとはしばしの私の時間です

買い物におつき合いすれば、車を駐車場に入れるという手間と費用がかさみますのでその手につきます。

 

秋の好天といえば小田原は観光客でごったがえします。

特に駅から小田原城周辺は面倒。最近の流行りものか十名ほどを引き連れた引率者の講釈しながらの列が目立ちました。

 

今回はやたらと遠くには行けないという時間制限がありますので最寄りの場所でかつ車を停めてもお咎めを受けない地でなくてはなりません。

 

そこで向かったのが競輪場や二つある高校の上側、以前私どもがその地を「森林公園」と呼んでいた地に向かったのでした。

拙ブログではかつて「毒榎平」の標で記していました。

その日は小田原競輪の開催日だったようで周辺駐車場には多くの車が駐車され警備員が多数出ていましたのでそういう日はたとえ「チョイ停め」とはいえ違反を指摘されかねませんからね。

 

その森林高園は別名「慰霊塔・忠霊塔」と呼ばれていましたがそちらには数台の車が駐車できるスペースがあります。

他所から車で来られたらこちらに駐車して散策するのがおすすめです。車上狙いがありうる場所かも知れませんが。

 

その慰霊碑のスグ西側に台地を切るように削られた大空堀と土塁があります。

小さい頃の遠足ではそちらに降りることは厳しく制止されたものでした。

 

最近では「小峯御鐘ノ台大堀切東堀」と呼ぶようですがこの堀底を進めば短い時間ながら世俗と隔絶した静寂の空間にワープした気持ちになれるのです。

小田原駅から車なら5分。

歩いたとしても駅から20分~30分ですからね。小田原城のハコにおカネを落とすのもたまにはいいですが、これだけのスケールの堀底を歩ける場所はそうはない。

 

掲示板ほか整備に力を入れているところが察知できます。

手を加えなければ土塁や堀底は荒れますからね。

観光資源豊富小田原市の潤いがこういうところに出ているのでしょう。

 

①の先が慰霊塔。堀からの図。

⑨⑩は空堀がクランクしている箇所。

土塁の上から横矢が討ちやすく仕上げていたのでしょう。

⑪は小峯御鐘ノ台大堀切東堀の南側道路からの入口の掲示板でこちら側には駐車スペースはありません。

競輪場方向から登り切って左前方に石垣山が見えたあたりの右手になります。