ヤバいよ萩間川東中橋周辺 三昧は来月も7時から

台風15号はその発生とコースそして移動速度は前回の九州に上陸して列島を縦断した14号とは違って、熱低から台風に「進化」したあとの進路は速攻、イキナリ東海地区へ向かってからの上陸と移動はやたら早かったですね。

のんびり来週の27あたりに都内を通過してもらえるものとてっきり思っていましたのでこれは意表を突かれてしまいました。

 

また一見してその勢力は1000hp程度だったことから「大したことナイ」と奥方に軽口をを叩いている私がありました。

よって本堂、無防備(雨戸閉めず)のまま、あの強烈・激烈の雨を迎えて、あたふたさせられたわけですが、あの時は既にあのデタラメな雨。風がなかったことから「まぁどうにかなるだろう」の楽観により「何もしない」策で対応しました。

 

翌朝の本堂点検はおかげさまで無事を得て安堵したものの、境内の樹木のうちお気に入りのブーゲンが倒れていました。

通路側に倒れていたため、奥方を呼びだしてその対応に1時間ほど付き合ってもらいました。

これから花を咲かせる葉が付いていましたが引き起こすにも重量があったため、半分程度をやむなく伐採。

その他排水溝の詰まりを清掃していめとから、息子の知人宅周辺に浸水があったということで「現場を見てこい・・・」というのでさらっと一周して帰宅、朝食をとりました。

 

オオタニサンが200奪三振と14勝をかけて投げていたため地元ほか一般ニュースは視ずにそちらに集中していましたが、あとから静岡県内の被災不具合のニュースを知って驚かされました。

こっちは床下、あそこは膝上・・・などの浸水の件やら本通りが「川」(の如し)といった話を聞きましたが、静岡在住の方がJRが停まって動けなくなった縁者からのヘルプで富士まで迎えに行って帰宅。午前2時に停電が始まって復旧まで12時間。

それまで電気もナイ情報もナイという時間を過ごしたとのこと。

あの酷雨の夜間、縁者のためとはいえ車を出すことは勇気がいりますね。掛川駅ではタクシーなどまったくつかまらなかったといいますからそういう際は縁者に助けを求めるほかはなし。

 

それはそうでしょう。山崩れで静岡市内の鉄塔が倒壊したというニュースがありました。そう簡単には鉄塔を建てられませんからその時間の我慢は当たり前のことでしょうが電線を迂回させる工事を行ったということですね。

それにしてもそれなら12時間は案外と早い復旧なのかも知れません。

どちらにしろ冷凍庫の食品他、パーになったお店などあったでしょうね。

怖いのは肉などの冷蔵品。その停電による温度上昇に曝された食品たち。

「食べてみなくちゃわからない」と言う感じで提供されるのはかなわない。

まぁ自宅ではしょっちゅうですがね。

 

さて、息子に「見てこい」と言われた場所は萩間川沿いの東中橋東側。そのさらに東の八幡宮との間に檀家さんの家が数件ありますので情報収集を兼ねて向かいました。

土手間近の家々に浸水があったようでホース片手に後処理に励んでいる方がちらほら。さらにその東側はなんとかセーフだったよう。

 

場所は菅山方向からの菅ケ谷川が西から合流する地点からすぐ下流で川幅が狭く西岸よりも東岸が低いように見える自然堤防の川。

あきらかに流れ出すなら「東側にどうぞ」という感じですね。

そちら側の草木が下流側に倒れていました。

 

地元では「東中橋」(場所はこちら)で通じますがこの橋周辺は新設橋に新道建設(榛原方向に山越え)の計画があってそれと含めての改良工事の予定があるのでしょう、河川改修は遅れています。橋より下流は大分川幅が広くなって、随時堤防改修工事をしていますからね。

 

今回、実際に水が溢れたという事実がありますので、人命優先の見地から早々に堤防の嵩上げ工事に着手しなくてはならないでしょうね。

この画像を奥方はその母親に見せたそうですが「そんな場所は怖すぎる」とのこと。神奈川県人には相当の違和感があったようです。普段は長閑な場所なのですがね。

 

ちなみにこの河川の平常時画像とライブカメラはこちら

この橋は県の河川砂防局土木防災課のチェック地点、ライブカメラが設置されているくらいです。

 

念仏メディテーション(三昧)は各月最終土曜日の午後7時開式に統一します。

これまで10月~3月は6時開式でした。