36℃の蓮華寺池公園 家康お手植えみかん

太平洋上に台風がバンバン発生してこの先の天候の不安定さが予想できるところ。

沖縄方面では長期間その悪天候にさらされていますので気の毒になってしまいます。

あの地での「台風対策」は相手が強烈パワーだけに早め早めの対応が肝心。

まぁ飛んでいきそうなもの、流されそうなものを「固定」することがその主たる対策ですが、緊縛したり、外したりの連続は疲労度up。

 

今後時間が進むにしたがって台風コースが東よりに、いわゆる本州直行のコースをとるようになりますね。

私の勝手な希望を記させていただくと、私の居る東海ではなく、どこよりも「東京へ行ってくれ・・・」とご案内したくなります。

ド田舎の当地には木造瓦葺の建物が多いですからね。

風雨による屋根の損かいと雨漏りはかないませんし直コースならば台風対策も欠かせません。

頑丈で近代的鉄筋コンクリートの建屋に住まうお金持ちがたくさんいらっしゃるトーキョーならば十分に耐力と許容度があるでしょうし。

 

まぁ、「勝手にしやがれ」。

その空気の動きに、どうこう期待する方もイカれているとは思いますが。

 

先日は、出先にいて私の携帯電話のベルが鳴りました。

すると拙寺の檀家さんから出た家の某さんが亡くなって藤枝の葬儀社に依頼し坊さんも手配済だとのこと。

それならば私に連絡をする必要はまったくないわけですが、その方の父母がそうあったように京都の大谷祖廟に分骨をしたいとの要望で「何とかならないか」というものでした。

その手のこみ入った話を携帯電話で解決策を提案することなど無理な話。

 

そもそも何故にしてこの私の番号を知っているのだ・・・の不思議の方で頭がいっぱいになったものでした。

そして外出中だけに早々にその件、終わりにしたい・・・の気持ちも。

 

というわけで、私の思いつくその大谷祖廟への分骨についてざっと・・・。今となっては少々不親切だったかな・・・とは反省するものの、そもそもその手の件は余裕のある時間にそれも事前に話を詰めておくべきもので、亡くなった時に慌ててすることではナイという思いがあって、その時は、ただ聞かれたことに対しての返答に限定されました。

まぁ親身ではなかったということですね。

仕方なかったとは思っていますが。

 

その分骨には現地受付に申請時に「法名と取次寺の名称が必要になりますよぉ~」と告げました。

他宗派での葬儀を行って、祖廟納骨を行う・・・「ちょっとそれは無理・・・」ですね。

 

「それでは藤枝の大谷派の寺を教えて欲しい」ということになりました。

依頼した葬儀社に寺の変更をチャレンジするような雰囲気でしたね。

というワケで私は「蓮華寺池の蓮生寺です」といって電話を切らせていただきました。

 

自宅に帰って自宅電話機の着信履歴を見るとやはりその際の「携帯」の前にかけていたことがわかりました。

以前のバスツアーにその家の本家筋の分骨がありましたので、私の携帯番号を知らせていましたからその方面からの情報だったのでしょう。

 

世の中には「(そろそろ親の状況が怪しいので)その時は頼む」などと人によっては1年以上も前からそれを告げることがありますが、やはりその時のことはイキナリではなく誰でもある当たり前のことですから、「どうする」は事前に決めておかなくてはね。

子供たちを慌てさせて「どうする」。

 

画像は昨日の午後の蓮華寺池公園。池越しに合掌。

藤の季節にはあまりの混雑で尻尾を巻いて退散したものですが、今の時期は何もなし。残暑の中で人もまばらです。

そして池には蓮の残り花がちらほらと。

 

蓮の種を所望したいと池の端から奥方に「絶対に押すなよ~」と手を伸ばしたりしましたが、ゲットは不可。

カモはうまいことその種を啄んでいましたが。

 

その蓮華寺池公園には家康お手植えみかんを称する樹木があります③④。

以前は気づきませんでしたが駿府城-田中城を経た孫木とのこと。

今度はこっちの方の種をゲットしたくなりましたが・・・

しかし蓮の種なら見逃していただけるかも知れませんがこの木の果実を取れば・・・

「不届き者の仕業」「盗られた」ということになってお咎めを受けることになるでしょうね。

 

⑤奥の屋根が蓮生寺。⑥温度計の数字に唖然。ただし空気が爽やか、真夏の酷暑という感じではありませんでした。