焼津小川の公民館の催し物 田沼講座2回

当たり前といっちゃあ当たり前。

午後1時からの法要の参加者はなんと「ゼ~ロ~」。

 

よりによって雨が激しいかったのは法要の時間前から1時30分くらいまで、まぁ傘があったとしてもズブ濡れになること必定ですからね。

適宜日時を変えてのお参りということで・・・

 

雨域変異の状況を伝えるNHKアプリのマップ睨めっこの一日でしたが当地は赤く記された強い雨域はほとんど通過せず、激しい降雨といえば大井川以東から伊豆半島のようでした。

 

一応は「台風」ということで敬意を表して本堂雨戸は正面の一か所を残してビシッと閉めてはいましたが・・・。

彼(台風)は此の地の鼻っ先を通過していったワケですが渦の外周に沿う降水帯は当地にはかからなかったということ。

今のところまずまず・・・「どうやら  やり過ごせた」の感。

 

今度の私のお盆、台風ドサクサの中で一番に印象に残った件は京都八幡のお西(本願寺派)のお寺の火事、本堂が焼け落ちていたニュース。

住職が「熱さでこれは死ぬかなと思って涙を流しながら出てきた。阿弥陀さんを助けられなかったのがつらい」の言葉は痛く感じさせられました。

 

その件、私がいつも心にかけているところで、大いにその気持ちがわかります。

火の中に飛び込んで如来さんを助けに行きたくなる心境にそのシチュエーション、「さぁお前ならどうする・・・」といったころで一番に遭遇したくない事案です。

 

先日は当方奥方のローソクの火の不始末の件、記したばかりでしたが、そちらのお寺の火事は「出火30分前まで初盆法要があった」とのこと。

夏の法要後はどうしても注意が怠りがちになるのが常、「無事終了」の成就達成感がヤバイのかも。

しかしながら辛すぎる事案でした。

 

さて、昨日は史跡研究会から「こんなのあるよ~」とlineで情報が届きました。

焼津の「小川公民館だより」です。

田沼意次の歴史講座全2回ということですが、私は都合が合わず見送り。

ご興味のある方はどうぞ。

 

それにしても焼津という地の凄さよ。

失礼ながら公民館レベルの催し物?などと目を疑うばかり。

中身の充実している様子に感動させられました。

 

夜間はNHK太平洋戦争ドキュメント・・・「ドーリットル空襲」を転機にした国のウソ八百のはじまり。

陸軍の発表、米軍機のB-25を「9機撃墜」(16機のうち)発表の件(ホントは1機も撃墜していなかった・・・)がバレて以後、情報は大本営発表に一元化というもの。それが「国民騙し」の始まりだったといいます。

それでいてミッドウェー海戦前の暗号を傍受解読され、聞く耳を持たない上層部の間抜け振り。

アメリカの敷いた罠に易々とハマった空母赤城の若い兵隊さんたち、特に15歳の少年兵の件(故郷は静岡熱海といいます)心が痛みます。

空母4隻が沈んで5000人以上が亡くなっているミッドウェー海戦の事実を伏せてウソばっかり、むしろ勝利を連想させる発表とは「損害は半分戦果は倍」。

 

「戦争中のこと故(ウソも)真にやむを得ない」(作戦部)ですって。マスコミの反省の日記もありましたがね。

でたらめに片棒を担いでいたのですから。

天皇のその敗北の感想について「恐懼の至り」の弁がありますが、それであっても軍部大本営は無視。

その後、損害は1/6、戦果は5倍というのが常になったと。

情報統制に着手しだしたら危ういということ。

「特定秘密の保護に関する法律」などいうものがありましたね。隠したい秘密にしたい・・・見え見えです。

そして「スパイ」と言われれば排除されてしまいますから。

 

都合の悪いことは隠すだけでなく捏造する・・・今もその手の話はよく耳にしますがね。

そのあとは「ナガサキの痕跡と生きて」-「令和 原爆の絵

を視聴。「戦争は残酷さが無限」・・・